英国で「12歳以下はヘディング禁止」安藤美姫が支持「体を作る年齢のうちは禁止の方が」


プロスケーター、タレントの安藤美姫が20日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA/毎週月曜から金曜21時)に出演。
イングランドサッカー協会が「12歳以下のヘディングを禁止する」という声明を発表したことについて、同じプロアスリートとして私見を述べた。


番組では、イングランドサッカー協会が発表した「12歳以下のヘディングを禁止する」という声明について取り上げた。
サッカー以外の競技でも、子どもの成長や健康を守るためにルール変更が相次いでいることから、子どもとスポーツの今後について考えた。


安藤は「背景には医学の進歩や時代の流れがあると思うが、これまで良かったことが急に禁止になり、アスリートやコーチの混乱を招くし、何もできなくなってしまうような心配もある」と前置きをした上で、
「スケートでは、小中学生の頃からダイエットをしている子がいる。それはすごく良くないことで、きちんと体づくりができないし、骨が弱くなる。そして、大人になったときにベストパフォーマンスができなくなってしまう。ヘディングに関しても、体を作る年齢のうちは禁止の方がいいと思う」と話した。


これに対して、お笑いコンビ・平成ノブシコブシの徳井健太は「批判にビビっていると、中途半端になってしまうので、法律で禁止すべきだと思う。プロ野球の佐々木朗希選手も2回目の完全試合を目前に途中交代し、賛否が巻き起こった。だけど、もし法律で『何球以上は投げちゃダメ』と決めていれば賛否がわかれず、監督も批判されなかったのではないか。監督には『佐々木選手はまだ若い』という“愛”があって途中交代したと思うので、その愛があるんだったら、法律で禁止して守るべきだ」と、持論を述べた。


議論の最後、安藤は、「日本はスポーツが強い国なので、子どもたちの成長と
将来をつぶさないためにも、それぞれのスポーツ連盟やプロアスリートの方は一緒にサポートしていきましょう」と、呼びかけていた。


https://news.yahoo.co.jp/articles/47e36e1426e254ad482334077eb0f67c67693058