熱が足りない!? 全日本プロレス・14日の後楽園大会で、新日本プロレスの〝ミスター〟こと永田裕志(54)が宮原健斗(33)をこき下ろした。

 序盤から宮原に標的を定めたミスターは、アームブリーカーで悶絶させるなど攻め込む。その後宮原から応戦される一幕もあったが巧みに切り返して白目式腕固めで捕獲し追い詰めることに成功。とどめはさせなかったものの、終盤には宮原のパートナー・ライジングHAYATOを捕まえてから新技「ナガタロック54」でギブアップを奪った。

 試合後は宮原を「もっと暑苦しい男だと覚悟してきたけど、イマイチ暑苦しくなかった。俺がいないところでいろいろたきつけてたんだからもっと熱くさせてくれよ!」とバッサリ。「ベルトを持っていても持っていなくても全日本の一番の大黒柱なんだろ? だったらもっとガッチリ来てほしかった」と挑発した。さらに最後に見せた自身必殺のナガタロックⅡと大谷晋二郎のキングコブラホールドを合わせた新技について「ケガで苦しんでいるかつての盟友の技を組み合わせた」と明かし、試合中のアクシデントで欠場中の大谷にエールを送った。

 一方、敗戦の宮原は「永田裕志! ひとまず、アナタとの戦いはいったん終わりだ。もしまた向かい合うことがあれば楽しみにしてるよ」と〝休戦〟を通告。「そして次は大阪…ブードゥー・マーダーズと初遭遇だな! 初遭遇だ。どっかで聞いたことがあるけど、初遭遇だ!」と、諏訪魔、TARU組と対戦する18日の大阪・花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホール大会に向け気持ちを切り替えた。

東京スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cf09f37ff0768da3290d00cec3ad30122bf2d74
宮原健斗(下)を絞める永田裕志(東スポWeb)
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