0001征夷大将軍 ★
2022/07/03(日) 18:58:51.59ID:CAP_USER9https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/ddt/4295342/
DDTの最強戦士決定トーナメント「KING OF DDT」決勝戦(3日、後楽園ホール)は樋口和貞(33)が初優勝し、併せて悲願のKO―D無差別級王座を初戴冠した。
同日の準決勝戦でベテランの秋山準を破り決勝に駒を進めた樋口。相手は上野勇希を撃破した吉村直巳(27)だ。
試合はショルダータックル合戦からスタートし、チョップ3連発を打ち合うなど両者とも一歩も譲らない攻防を展開。中盤にコーナーからダイビング弾を狙った樋口だが、エルボーの連打によって阻止され雪崩式ブレーンバスターの餌食になった。
それでもすぐに起き上がり、投げ捨てジャーマンをお見舞い。すると吉村に岩石弾で反撃され、両者そろってダウンした。何とかカウント8で立ち上がった樋口は、気力を振り絞ってラリアートを発射。最後は必殺のブレーンクロースラム(アイアンクロースラム)で豪快に叩きつけ、意地の3カウントを奪った。
2014年11月のデビューから約7年7か月、ついにシングルの勲章を手にした。しかも優勝者には、6月12日の「サイバーファイトフェスティバル」(さいたま)でノア・中嶋勝彦の張り手を浴びて脳振とうを起こした遠藤哲哉が返上したKO―D無差別級王座が贈られた。
試合後は昨年3月の同王座戦で敗れた際、ベルトを腰に巻かされた秋山が登場。今度は逆に秋山からベルトを巻かれ、男泣きする場面もあった。
続いて高木三四郎社長(52)からDDTのロゴが入った旗を渡され「樋口! この旗をお前に託す。DDTの強さの象徴として、DDTを引っ張っていってくれ」と激励の言葉を受けた。
樋口は開口一番に「ベルト取ったぞー!」と叫び、対戦相手、ユニット「イラプション」の仲間、そしてファンに感謝の言葉を述べた。
さらに「ベルトを取りましたけど、このトーナメントが始まる前から言っていた『前チャンピオン遠藤哲哉を待つ』という言葉。大田区のリング上で遠藤哲哉を挑戦者に、自分は王者として待ちたいと思います」と宣言した。
欠場中の遠藤はこの日の大会で24日後楽園大会での復帰を発表。8月20日の東京・大田区総合体育館大会での防衛戦が濃厚になった。
もう「未完の大器」とは呼ばせない。1日で過酷な2試合を制し、トーナメント優勝&ベルト戴冠という偉業を成し遂げた樋口が、DDTマットに新風を吹き込む。