岡田彰布氏の「阪神監督説」、すでにフロントは打診? 本人は「立て直さなあかんやろ」


今季の阪神タイガースは開幕9連敗を喫するなど絶不調で、既に自力優勝の目も消滅している。
そんな中、人事に関与しうるトップたちはゴルフ会合と会食の場を設け、次期監督の最有力候補である岡田彰布氏(64)に接触。


「週刊新潮」の直撃取材に岡田氏が語った“来季の展望”とは――。

開幕から17試合消化時点で、プロ野球史上最低の勝率6分2厘(1勝15敗1分け)という衝撃的な数字を叩き出した今季の阪神。
その後盛り返しているとはいえ、矢野燿大監督(53)が「今季で辞める」と明言しているため、既に球団フロントは監督選びに着手しており、複数の候補者が取り沙汰されている。
そんな中、大本命と目されるのが、監督として優勝経験もある岡田氏なのだ。
それを裏付けるような事実を球団関係者が明かす。

「株主総会の1カ月程前に、岡田と角和夫・阪急阪神ホールディングス会長、それに吉田(義男)元監督が西宮市のゴルフ場でラウンドしています。その際、岡田氏に事実上の監督就任要請があったという話です」


「そらぁ絶対、立て直さな、あかんやろ」

当の岡田氏に聞くと、「ゴルフして飯食いに行って、野球談議に花を咲かせた感じ」とはぐらかすが、監督就任の打診があったのかと聞くと、

「おーん……。まっ、飯食うてる時だったからな。本当の要請じゃないからな。角さんと俺と、二人だけでもなかったからな。(ゴルフをやった時は阪神が)負けてる時だったからな」と、思わせぶりな回答。


さらに、チーム再建についての話も出たようだ。
「どうすりゃええやろ、そんな話の中で、そうゆう(阪神の)再建みたいな話やな、結局な」


話はこれだけにとどまらない。
「鳥谷(敬)と藤川(球児)に関しては(名前が)出とったよ。俺もビックリしたけどな」

岡田氏の後継者を見据えた組閣の人選まで進んでいるというのだ。


来季、監督に就任した場合の覚悟について問うと、
「そらぁ絶対、立て直さな、あかんやろ。こんな弱いチームないよ。(ただ、)戦力的には優勝できるチームやからな。やっぱ、中で、選手からいろんな話を聞かんとわからん」


6月30日発売の「週刊新潮」では、今後の阪神を左右する「極秘ゴルフ会談」の内幕を詳報する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/369d4c30bc5bab7ae9ab498b98ec6944dca9c97e