文=伊藤亜希

2022.06.28 12:00

参照:https://charts.spotify.com/charts/view/viral-jp-daily/2022-06-23

 Spotifyの「Daily Viral Songs(Japan)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top Songs」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたランキング。同チャートの6月23日付のTOP10は以下の通り。

1位:ケイト・ブッシュ「Running Up That Hill (A Deal With God)」
2位:泰葉「フライディ・チャイナタウン」
3位:FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」
4位:AJR「World’s Smallest Violin」
5位:Miles Teller「Great Balls Of Fire – Live」
6位:水曜日のカンパネラ「エジソン」
7位:Musical Youth「Pass the Dutchie」
8位:さとうもか「melt bitter」
9位:3OH!3「Touchin on My」
10位:DJ TATSUKI, IO, MonyHorse「TOKYO KIDS」



 ケイト・ブッシュ「Running Up That Hill (A Deal With God)」の首位が続くバイラルチャート。その理由は既出の通り、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4の影響(※1)だが、
以降もキャリア初の米国ビルボードチャート10位内にランクインするなど、快挙を連発している。同曲のオリジナルリリースが1985年。その数年前、1981年にリリースされたのが今回2位にランクインした泰葉の「フライディ・チャイナタウン」だ。
80年代リリース曲が1位と2位を飾った今回のバイラルチャート。80年代リバイバルが一過性のブームではなくなって久しいが、また新しい動きが出てくるのではと期待せずにいられない。

https://realsound.jp/2022/06/post-1063547.html