>>92
映画では意味が語られてなかったけど
原作では、エリは200年前に12歳で去勢された男児ということが明らかになっている
当時のヨーロッパでは教会で歌う声楽隊の男児の声変わりがくるまえに
成長ホルモン抑制目的で去勢することがあった
その後、その去勢は貧困層の家庭で男児を売春宿に売るためのものに派生していった。
エリは200年前に親に去勢され、売春宿に売られ、200年の間小児性愛者の身体を提供することによって
食事となる血を集めさせていき続けてきた歪な生き物
こういう事情を理解したうえで見ると、2人の純愛のように描かれた映画が
実は200年小児性愛者を利用していき続けてきた吸血鬼が、次の寄生先をみつけただけ、という
どうしようもない鬱屈した映画になる