14日に開催されたUEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグA・グループ3第4節のイングランド代表vsハンガリー代表の裏で、暴力事件が起こっていた模様だ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が15日に報じている。

 イングランド代表がホームにハンガリー代表を迎えた一戦は、前半に失点を許すと、後半は立て続けに3ゴールを浴び、最終的には0-4でイングランド代表が敗戦を喫していた。ウルヴァーハンプトンの本拠地『モリニュー・スタジアム』で行われた一戦には多くのファン・サポーターが駆けつけたが、その裏で痛ましい事件が起こっていたようだ。

 報道によると、ウェスト・ミッドランズ警察に所属する男性の警備員が男性4名の暴行を受けて、頭部を負傷し病院に運ばれていたという。警備員の男性は15日に自宅療養のため退院してたものの、頭部に大きな切り傷と打撲を負ったため、さらなる検査結果を待っているとのこと。なお、4名の男性は既に暴行の疑いで逮捕されており、尋問のために拘留されていると伝えられた。

 ウェスト・ミッドランズ警察はこの事件に関する声明を発表している。

「我々の警備員は芝生のあるエリアで後ろから男性たちに声をかけられ、側頭部を殴られたようです。彼は頭に怪我を負い、意識を失っていました。病院に運ばれて、検査と治療を受けています。我々は事件の詳細を明らかにするため、身体装着型ビデオとCCTVを調査しています」

「試合前の雰囲気は素晴らしく、多くの家族連れがこの試合を楽しんでいました。犯人に対して何かの挑発を行ったわけでないにもかかわらず、今回のような暴行が発生し、大変残念です」

https://news.yahoo.co.jp/articles/562fb9015a7f9f33f39e4535ac032a8ac469c2dc