「ボン・ジョヴィ」創設時のベーシスト アレック・ジョン・サッチさんが死去 70歳
[ 2022年6月6日 07:56 ] スポニチ
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2004年時のアレック・ジョン・サッチさん(AP)
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 米人気ロックバンド「ボン・ジョヴィ」の創設時のメンバーで来日も果たしている元ベーシスト、アレック・ジョン・サッチさんが死去。5日にバンド側が公表したもので70歳だった。ボーカルのジョン・ボン・ジョヴィ(60)は「彼はバンド結成のために不可欠な人物だった」とツイートしているが、死因などは明らかにされていない。

 ニューヨーク出身のサッチさんは1983年から1994年まで「ボン・ジョヴィ」でベースを担当。現在もメンバーの一員でもあるドラムのティコ・トーレス(68)は少年時代からの友人であり、同じく結成時のギタリストだったリッチー・サンボラ(62)の加入にあたっては仲立ちを務めるなど、バンド誕生のキーパーソンとなった人物だった。

 ベストアルバム「CROSSROAD」を最後にバンドを脱退。しかし2018年に「ボン・ジョヴィ」がロックの殿堂入りを果たしたときには、ジョンがサッチさんを呼び、バンドの一員としてセレモニーに出席している。

 なお「ボン・ジョヴィ」のメンバーは新旧併せて計8人。サッチさん脱退のあと、現在ヒュー・マクドナルド(71)がベースを担当しているが、メンバーの中で他界したのはサッチさんが初めてとなった。

(おわり)