【映画】米映画サイトが「小津安二郎のベストフィルム」を発表 (MovieWeb) [湛然★]
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The Best Yasujiro Ozu Films
By Evadne Hendrix
Published 3 days ago ※DeepL翻訳(一部修正)
https://movieweb.com/best-yasujiro-ozu-films/
HBOマックスでは、映画撮影と映画を永遠に変えたスタイルと声で、日本人監督小津安二郎のユニークな映画を多数紹介しています。
小津安二郎は、今日までで最高の日本映画作家の一人です。細部へのこだわりと、重いテーマと軽妙なユーモアを組み合わせる能力により、彼の作品は公開当時と同じように現在の観客も楽しむことができます(ただし、当時の文化に存在するジェンダー・ステレオタイプは見過ごす必要があるかもしれません)。
小津は監督になる前、カメラマンとしてスタートを切りました。彼のカメラに関する経験は、小津の低いカメラ、象徴的なフレーミング、常に固定された位置、そして全体的に優れた映画撮影を示し、それを示している。ほとんどの映画製作者は、観客の方向を定め、アクションが常に同じ方向に動くようにするため、セットを通る架空の線の片側にカメラを置く。
TCMによると、小津はこのルールをたびたび破り、代わりに360度の視界を視聴者に提供したことで有名だそうです。彼の創造的な献身は、多くの俳優や小道具係に不満を抱かせる結果となったが、素晴らしい撮影は映画製作の全く新しいスタイルを作り出したのである。偉大なるロジャー・エバートも言0っている。
遅かれ早かれ、映画を愛する人は皆、小津にたどり着く。彼は映画監督の中で最も静かで優しく、最も人間的で、最も静謐な存在である。しかし、彼の映画の中に流れる感情は強く、深い。なぜなら、それは私たちが最も大切にしていることを反映しているからだ。親と子、結婚や一人暮らし、病気や死、そして互いの世話をすること。(※中略)
1 An Autumn Afternoon (1962)
2 I was Born But… (1932)
3 A Story of Floating Weeds (1934)
4 Late Spring (1949)
5 Tokyo Story (1953)
6 Passing Fancy (1933)
1 「秋刀魚の味」(An Autumn Afternoon
https://static1.moviewebimages.com/wordpress/wp-content/uploads/2022/04/Two-characters-in-An-Autumn-Afternoon-having-a-conversation-in-a-kitchen.jpg
小津は監督を始めてから約30年、最後の作品となった「秋の午後」を制作した。この作品は、小津の作風の粋を集めた傑作として、今なお語り継がれています。この映画ほど、奥行きのある幾重にも重なったアングルや、絶えず変化するアングルなど、小津独特の360度撮影を披露した映画は他にないだろう。
この映画では、独身の父親が娘(娘は父親の面倒を見るために長い間独身を貫いている)のために結婚を手配することを決心する。プロットは『晩春』とよく似ているが、登場人物が異なり、色彩も美しく、トーンも異なり、ずっとメランコリックである。
父と子の関係は小津の映画にはよくあることだが、この作品はその中でも最も強いもののひとつである。父親の運命を受け入れる悲痛な姿は、さまざまな境遇の人々が共感できる悲しい諦観を物語っており、小津の作品の中で最も過小評価されている作品であることは間違いないだろう。
2 大人の見る繪本 生れてはみたけれど
https://static1.moviewebimages.com/wordpress/wp-content/uploads/2022/05/I-Was-Borne-But.png
小津安二郎の初期の作品であるが、彼のカメラワークと物語を語る眼は、ほとんど同じように存在している。東京の都心に引っ越してきた2人の兄弟の生活は一変する。地元の少年たちからいじめられ、父親は兄弟が思っているほど仕事では重要ではないことを知る。
新百科事典によると、第二次世界大戦前の小津映画には、当時流行していた身体的なユーモアが多く含まれていたそうです。この映画も例外ではない。二人の兄弟の視点に注目することで、のんきな若者をめぐるあらゆるジョークの機会がふんだんに用意されている。しかし、監督は、日本の社会構造や、子供が大人の苦労を知るという、より深刻な社会批判につまずかずにはいられなかったのだろう。軽妙なユーモアと示唆に富むテーマとの融合が、この作品を今でも人気のあるものにしている。 3 浮草物語
浮草物語』の喜八は役者一座の座長であり、元恋人と面会することもある。喜八は息子の学費を負担し、時には密かに面会するが、息子は父親が亡くなった公務員だと信じている。息子のことを知った喜八の恋人は、息子を破滅させ、喜八を困らせようと嫉妬の計画を立てる。この複雑な筋書きを、オールスターキャストで描いた小津の代表的なサスペンス映画であり、また筋書きを重視した作品である。
この偉大なサイレント映画は非常に人気があり、小津は鮮やかな音と甘美な色彩の美しい『浮草』としてリメイクもした(ロジャー・エバートもこの映画を好み、「安心と慰めのために頼ることのできる親しい音楽のようだ」と評している)。浮草物語』も『浮草』も、これから小津映画を見始める人には最適な作品です。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。) 低い位置のカメラって子供の視点なのかな?
だから懐かしく感じる 小津作品に駄作なし
現存するフォルモグラフィー全て見る価値がある 韓国人が馬鹿にしてたぞ
日本が自慢するのはいつも白黒映画だと 東京物語のお母さんを見るとイモータンジョーに似てるなと思って集中できないのは俺だけでいい >>9
日本人でも若い奴は小津黒澤なんて見たことないどころか知らないだろ 7 Abnormal Family: Older Brother's Bride (1984) 「浮草」とは別に「浮草物語」ってあるのか。
知らんかった。 小津監督の撮影では黒澤監督とは違って怪我人続出しないから良い >>20
原節子を囲って、引退させた罪は大きいよな? >>9
秋刀魚の味はカラー映画ですね
西洋美術の根幹はマッスとヴォリューム、所謂量や塊やまとまりや立体感
日本美は細部や末端、或いは表面性
表面に深淵を見出だすのが日本美
秋刀魚の味は表面的なものとされるファッションやインテリア、色が登場人物の心の動きを繊細に映し出す
ストーリーや台詞などではなく、色彩の微熱によって語りかけてくる志向はウェスアンダーソンに似ている
ここまで徹底的にスタイリングされた作品は雰囲気だけと言われそうだがそうではないんよ 小津監督の作品を見ても俺の心に響かないんだよな
静かな映画好きなんだけどな 小津や成瀬の女性映画は何故にこんなに面白いのか不思議
ホームドラマだったりメロドラマだったりなのに、今見ても、しっかり楽しめる An Autumn Afternoonで
秋日和かなと思ったら秋刀魚の味か…
秋日和はLate Autumn、
麦秋はEarly Summer、
勉強になりました… 日本の敗戦は予め仕組まれていたものなんだと嫌な気持ちになるね 何で今の日本映画は映像で何も語らなくなったんだろう 『宗方姉妹』のこのセリフいいよね
「私は古くならないことが新しいことだと思うのよ。ほんとに新しいことは、いつまでたっても古くならないことだと思ってんのよ」
https://bunshun.jp/articles/-/9552?page=5 戦時中は検閲官をやってて
黒澤が監督になれたのは小津のおかげ
というのをマンガで読んだ覚えがある
スピリッツだったかな? 浮草が一番見やすいんじゃないか
笑えるし泣けるし役者も良い 「大人の見る繪本 生れてはみたけれど」は小津の最高傑作。
日本映画のベスト3に選んでもいい。 今や日本でも小津の知名度はほとんどないな
小津を神格化している海外が不思議なくらいだ >>9
劣悪でド穢い遺伝子に刻まれている凄まじい対日コンプレックスに狂った劣等民族チョンコの鳴き声なぞ、人間の耳には届かんよw 浮草物語よりリメイクの浮草のほうがいい
なぜなら撮影が宮川一夫だから、映像を見ているだけで陶酔できる
すべての映画の中で一番好きなやつ >映画撮影と映画を永遠に変えたスタイルと声
以後の映画がすべて影響下にあるかといえば、そんなこともないわけで
小津好きだけど、自分にバイアスかかってるのわかるから評価に自身がない >>9
Kogonada って名前の韓国系の監督がいる
小津映画の脚本家野田高梧(Kogo Noda)から取ったんだと
小津映画が好きらしいんだがやる事がキモいんだよなあ 黒澤映画は、ギャグが固い
小津映画のギャグはマジで笑える
たとえば彼岸花の浪花千栄子とか >>32
昔は映画を規制する法律があって俳優や監督その他映画業界人はみんな政府に登録しなくちゃいかんかったんだが
その審査をやる人に小津がいたのかもしれないな 稲垣浩とか伊藤大輔とかが審査やってたらしいけど
映画法は1939年施行 黒澤とそのライバルの木下恵介は1940年監督デビュー >>44
お前久石譲に謝れよ
クインシージョンズ→くいしじょうってセンスやぞ この人の映画を見たことがないからネトフリ辺りでやってくれ >>47
言ってくる馬鹿がいると思った呆
久石はJoe Hisaishiな、漢字で文字ってるだけ
Quincy Jonesと間違えようがない >>53
バカ丸出しの老人
匿名掲示板で久々に他人に相手をしてもらえて狂喜乱舞 ミッチーというニックネームは戦前桑野通子のものだったが、
戦後は美智子妃のニックネームになった
美智子妃は原節子に似てるとも言われていたそうだが、似てないな
原節子のルックスは結局それほど日本人ウケしなかったんだろう笑 >>26
これ困るんだよな
まあ一番困ってるのは向こうの邦題(英題)担当者かもしれんが
浮草は直訳してんのにサンマを直訳しないのはどうかと思うが
そもそもあの映画自体、劇中にサンマが出てこないからなw >>48
ネトフリに浮草とか何本かあるから早く見ろ 小津の映画を数見てると
杉村春子が出てくるだけで笑ってしまう >>1
「変態家族 兄貴の嫁さん」の紹介はまだですか? >>32
『姿三四郎』の新人監督検閲で軍だか、役人だかが
文句言ってたら小津安二郎が立ち上がって
「黒澤くんの『姿三四郎』は100点満点で
120点。おめでとう!」と気合で押し切ったらしい 日曜の昼下がりにピッタリのスレなのに
みんなあまり映画を観ないんだな
俺も最近アマプラばかりだけど 全部見たいと言っても現存してないものは見れない
戦前のもNHKやネットでやってたからまあ見れるものは見た >>67
アマプラでも赤い殺意とかあってびっくりした
あれは昔近くに置いてるとこなくて遠くのツタヤで借りたのさ 海外でも人気あるんだっけ
東京物語しかみたことないけど他のも見たいから金ローでやれ! 海外で人気あるとか言っても一般的じゃないんだろ
映画人で小津信者がいるのはまあ知ってる >>6
釣りだろうけど
床に座ってる目線やん
海外にはないから受ける >>28
客がアホだからセリフで説明してやらないといけない >大人の見る繪本 生れてはみたけれど
これすごく面白い
いわゆる戦後の「小津調」映画だけじゃなく、
戦前のモダンな作品も観てるかお前ら 小津作品アマゾンプライムビデオに結構あるな
最初に見るならどれがおススメ? 小津作品は世界でも最高峰の映画だと言えるけど
こんなものをテレビで放送しようものなら、フェミが「女性差別だ!」って目を三角にして
わめいてきそうだから絶対無理 秋刀魚の味1位なんか
まあ確かに晩春、麦秋と続いた娘の結婚ものの集大成と言えるか >>45
小津の大学は出たけれどの「サンデー毎日」は笑った。
まぁ俺たちの事だけど。 >>23
なんか俳優がいつもカメラ視てる印象なくない? 本多猪四郎監督ならベスト20はあっさり書けるけど。 他社で撮った作品はどちらも傑作だね スタッフも小津さんが来てくれた、と力量を発揮してる
後岡田茉莉子が可愛くて素晴らしい。特に秋日和ね 監督もニコニコしながら撮ってるみたいな感じ ゆりやんレトリィバァが真似してるのはどの杉村春子なの? >>16
両方いいけど浮草の方が好きだったな
初夏に観たからあの漁村の感じが外の空気と繋がって匂いを共有した >>8
これあんまり挙がらないけど良く出来てるよな >>79
実際映画のレビューやコメント欄に多いよ
「男の勘違い気持ち悪い」とか 「お茶漬けの味」はまだ海外旅行が自由に出来なかった時代に海外赴任する佐分利信に木暮実千代が冷たすぎる >>70
アマプラは白黒時代の日活映画が充実してて嬉しい ニワカだが数年前に数作見たなぁ
ニワカなので批評出来ないが そのページのトップ画像は「浮草」なのに
「浮草物語」は3位で「浮草」は入ってないのか(´・ω・`) 考えてみりゃ小津は東京物語がいちばん有名だけど
悲劇系なのは東京物語くらいだよな
他はわりとコメディ系
悲哀には満ちていても 最近のやたらとカメラをグラグラ動かしまくる映画は大嫌い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています