北中米カリブ海の王者を決めるCONCACAFチャンピオンズリーグ(CL)・決勝セカンドレグが4日に行われ、シアトル・サウンダーズ(アメリカ)とプーマスUNAM(メキシコ)が対戦した。

4月27日に行われたファーストレグで敵地に乗り込んだシアトル・サウンダーズは2点のビハインドを追う苦しい展開となったものの、2本のPKを決めて、2-2でイーブンに持ち込んだ。
4日に行われたセカンドレグではプーマスUNAMを本拠地に迎えると、45分にFWラウル・ルイディアスが決めて先制に成功した。さらに80分にも同選手が決めてリードを2点差に広げると、
88分にMFニコラス・ロデイロがダメ押し点。試合はこのまま3-0で終了し、2戦合計スコア5-2でシアトル・サウンダーズが初の北中米カリブ海王者に輝いた。

この結果、CL初優勝を成し遂げたシアトル・サウンダーズはFIFAクラブワールドカップの出場権を獲得。また、16シーズンに渡ってメキシコ勢が優勝を独占していた同大会だったが、
アメリカ勢として21年ぶりに(現大会名となった2008-09シーズン以降では初めて)北中米カリブ海王者の称号を手に入れた。

なお、同試合では大会史上最多観客動員数となる6万8741人が来場したという。

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