0001湛然 ★
2022/04/21(木) 05:44:05.69ID:CAP_USER92022年4月21日 5時0分スポーツ報知
https://hochi.news/articles/20220420-OHT1T51128.html?page=1
映画「あちらにいる鬼」に出演する(左から)寺島しのぶ、豊川悦司、広末涼子
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女優・寺島しのぶ(49)が、映画「あちらにいる鬼」(廣木隆一監督、11月公開)で、昨年11月に亡くなった作家で尼僧の瀬戸内寂聴さん(享年99)を演じることが20日、分かった。直木賞作家の井上荒野(あれの)さんが、父の作家・井上光晴氏(92年没、享年66)と母、瀬戸内さんの「特別な三角関係」を描いた小説(朝日文庫)の映画化。光晴氏がモデルの白木篤郎を演じる豊川悦司(60)とのダブル主演となる。
寺島が演じるのは瀬戸内さんがモデルの主人公「長内みはる」。講演旅行を機に白木と深い仲になる。広末涼子(41)演じる白木の妻・笙子は夫の“浮気”に気づくが…。小説は単なる不倫モノでなく、3人の特別な関係を描いた話題作としてベストセラーとなった。
3人の事実をもとに、荒野さんに小説の執筆を勧めたのは瀬戸内さんだった。2019年の出版時には帯に「モデルに書かれた私が読み、傑作だと、感動した名作!」と絶賛のコメントを寄せていた。瀬戸内さんは生前、今回の映画化も楽しみにしていたという。
新型コロナウイルスの影響で何度も撮影が延期されたが、瀬戸内さんの死去から丸1年となる今年11月の公開が決定し、近くクランクインする。迫真の演技と芝居度胸で、ベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞、10年)など数多くの映画賞を獲得してきた寺島は荒野氏から「心強いお手紙をいただいた」と明かし、「私も寂聴さんが得度された年と同じ。いずれ(役に)捨て身で飛び込もうとしている自分を鼓舞する毎日」と覚悟のコメントを寄せた。
寺島とは映画「やわらかい生活」(06年)、「愛の流刑地」(07年)でもタッグを組んでおり、呼吸はぴったりの豊川は「寺島しのぶと、男と女、それだけを演じてみたい」。原作には2人が浴室で全裸になる場面や、出家前にみはるが髪を落とすシーンも出てくる。寺島の出世作となった映画「ヴァイブレータ」(03年)も手掛けた廣木監督と脚本家・荒井晴彦氏のコンビがスクリーンにどう描くのか、注目を集めそうだ。
◆広末、難役に「不安」
広末が演じる笙子は荒野氏の母がモデルで、小説家として通用するほどの筆力がありながら家庭を守った。女に走り続ける夫や相手の女性に対する心理描写がポイントとなる難役だが、広末は「とても大人な台本に果たして私がついて行けるか? 不安なまま撮影開始となりそう」とコメント。
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