阪神・矢野監督 甲子園での「伝統の一戦」で待望の勝利に選手たちを称賛「全員で全力で戦ってくれている」


◇セ・リーグ 阪神4ー1巨人(2022年4月15日 甲子園)

待望の白星は、甲子園での「伝統の一戦」という最高の舞台でつかみ取った。当初、開幕投手指名した阪神・青柳が力投し、開幕4番だった佐藤輝が決勝弾。試合後の矢野監督の表情も少しだけ和らいだ。

「このような結果になっているのは申し訳なく思っています。でも、全員で全力で戦ってくれている」


練習前には知人の文字職人・杉浦誠司氏を招き、選手への講習会が開かれた。文字が書かれた365枚の札から指揮官が引き当てたのは「波」の一文字。
その字をもとに色紙にメッセージをしたためてもらい、勇気づけられた。

試合前の円陣では自ら声出し役を務め「苦しいのは俺も分かっているけど、俺らの野球は楽しむ野球。そういう野球を全員でやりましょう!」と激励。
18試合目にして手にした2勝目をきっかけに大逆襲の波を起こすべく、全力を尽くす。

https://news.yahoo.co.jp/articles/520920eea2f38655dbfd53dbb8214834c439aa85