0001征夷大将軍 ★
2022/04/15(金) 21:17:20.31ID:CAP_USER91971年から始まり52回目となった伝統の甲鶴戦。ラグビーや陸上など17種目で対戦し、勝った種目が多い方が勝利となります。22勝22敗6分けで迎えた今回、勝つのは甲南か?鶴丸か?
最初に行われた競技・ラグビーには、ある因縁がありました。鶴丸高校を率いる冨岡剛監督の息子・風仁くんは甲南高校の選手。甲南高校を率いる永浜俊彦監督の息子・一航くんは鶴丸高校の選手なのです。
(鶴丸高校 冨岡剛監督)「息子(のプレー)は悪くはないけど、僕は鶴丸を応援している」
(甲南高校 永浜俊彦監督)「(Q.息子の動きは?)よかった。さっきノックオン(反則)したので注意しておく。(Q.どちらを応援?)甲南です」
親子の戦いは昨夜の食卓から始まっていたとの証言も・・・
(鶴丸高校・冨岡剛監督の妻で、甲南高校・風仁くんの母 純子さん)「お互いに手の内明かさない会話をしている」
(甲南高校・永浜俊彦監督の妻で、鶴丸高校・一航くんの母 佳奈さん)「甲鶴戦の前は情報収集しようとしかけるが父親はシャットアウトでした」
結果は、後半2つのトライを決めた鶴丸が19対5で勝利しました。2組の親子にとって忘れられない対戦となりました。
(甲南高校3年 冨岡風仁選手)「親子対決なので意気込んでいたが、負けてしまって悔しい。次は県総体で当たるかもしれないので倒したい」
(鶴丸高校2年 永浜一航選手)「いつもより気合が入っていた。僕だけじゃなくみんなも。(父に)自慢したい」
甲鶴戦は、競技だけでなく運営や場内アナウンスなどもすべて生徒主体で行われます。実行委員長を務める甲南の安和留ゾヤさんは、鶴丸の生徒会メンバーらとこれまでに10回以上の打合せを重ねてきました。
(甲鶴戦実行委員会 甲南3年 安和留ゾヤ会長)「コロナで開催できるか分からない状況で、いろんな人の協力のおかげで開催できよかった」
甲南、鶴丸両校からあわせておよそ2000人が参加する甲鶴戦。負けられない伝統の一戦に応援の熱も入ります。
応援席には今月入学したばかりの1年生たちも。
(甲南1年 貞方虹香さん)「甲南高校が勝って欲しいので全力で応援しています」
(鶴丸1年 田中理一郎さん)「1年の間は応援だけだが、2〜3年生になってから部活の練習して自分もいつか出場したい」
一方で、文武両道を目指す両校の対決とあって、競技の合間の空いた時間に教科書や返されたテストを見返す生徒も。
(記者)「甲鶴戦、最後の種目はサッカーです。両校一丸となった全校応援による試合がいよいよ始まります」
前半、先制したのは甲南でした。しかし、鶴丸も負けていません。意地と意地がぶつかり両校一歩も引かない展開に会場も沸きます。サッカーは3対2で甲南が勝利。
すべての競技が終わりいよいよ結果が発表されます。甲南が12対5で勝利し、通算で勝ち越しを決めました。
(甲南高校選手代表 上野真吾さん)「何としても勝ち越したかったので勝ててうれしかった」
(鶴丸高校選手代表 中武瑞貴さん)「一歩リードできず負けてしまって残念だったが、やり切った気持ちの方が強い」
試合が終わればノーサイド。両校の絆はさらに深まったようです。
MBC南日本放送 | 鹿児島04/15 19:41
https://www.mbc.co.jp/news/article/2022041500055692.html
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