4/14(木) 13:20
デイリースポーツ

ゲレロ、圧巻3発で4号単独トップ 2年連続キングへ好発進 守備で出血もプレー続行
 
 「ヤンキース4−6ブルージェイズ」(13日、ニューヨーク)

 菊池雄星投手が所属するブルージェイズのブラディミール・ゲレロ内野手が「3番・一塁」で出場し、今季両リーグ初となる1試合3本塁打を含む4打数4安打4打点と大暴れ。昨季はエンゼルスの大谷翔平投手らとし烈な本塁打王争いを繰り広げ、シーズン48本塁打でサルバドール・ペレス捕手(ロイヤルズ)とタイトルを分け合った23歳の主砲が今季4本塁打とし、カブスの鈴木誠也外野手らを抜き去り、早くもメジャー単独トップに立った。

 10日のレンジャーズ戦で自己最長142メートルの1号を放った後、2試合連続無安打だったゲレロはこの日、ヤンキースのエース右腕コールから初回の打席でセンターへ真っ直ぐに伸びる127メートルの2号ソロ。フェンス際でジャンプした中堅ヒックスのグラブからこぼれる幸運な一本で勢いづくと、三回2死二塁の場面では内角高め158キロ直球を鋭く振り抜き、左中間にあるブルペンへたたき込む。

 二回の守備で二塁手からのバウンド送球を捕球した際に地面に着いた右手を走者に踏まれて出血するアクシデント。しかし、プレーを続行し、2打席連続弾で周囲を安心させた。

 3−3の六回の打席では技も見せる。カウント0−2と追い込まれながら外角158キロ直球を流し打って右翼線二塁打。コールをマウンドから引きずり下ろした。

 極めつけは八回だ。先頭で中継ぎ右腕ペラルタから左越え4号ソロだ。飛距離135メートル。打球速度183キロの弾丸ライナーが敵地2階席に突き刺さった。

 4安打の固め打ち。開幕6試合の成績を打率・391、4本塁打、8打点、出塁率・417、長打率・957、OPS1・374とした。

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