4/13(水) 5:15配信
東スポWeb

謝罪へと追い込まれたC・ロナウド(ロイター)

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)による14歳少年への暴行騒動≠ェ波紋を広げている。

 ロナウドは9日のエバートン戦で0―1の敗戦後にロッカーへ引き揚げる通路で、試合中に負った左足の傷を確認しようとしたところを14歳の相手サポーターが携帯電話をかざしてきたため激高。右手で叩き落とした。

 この行為に今度は少年の母親が激怒。少年の手が赤く腫れた様子と携帯電話が壊れた写真をSNSに投稿して、大騒動になった。ロナウドはすぐに自身のSNSで謝罪したが、母親は「直接謝罪すべきだ」と主張。さらに母親は、少年が自閉症と明かした上で「彼は障がいのない人と同じように物事を消化できない」と大きな精神的ショックを受けていると訴えた。

 事態を重く見た警察が捜査に乗り出し、イングランドサッカー協会も調査を開始。さらにリバプールなどで活躍したホセ・エンリケ氏が自身のSNSで「私は彼が好きじゃない。彼は自分が神≠ナあり、やりたいことは何でもできると信じている」とサッカー界でも批判を浴びている。

 また、ライバルチームのファンサイト「ウェストハムイメージ」では「マンチェスターUまたはロナウドのスポンサーが契約を打ち切るんじゃないか」と指摘。敵チームへの揺さぶり≠フ意味もあるが、高額なスポンサー料を払う企業は何よりもトラブルを嫌うだけに、契約解除の動きが出てきてもおかしくない。

 怒りに任せた蛮行でスターが高い代償を払うことになるかもしれない。

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