日本プロボクシング協会は元世界女子王者、真道ゴーの男子プロテスト受験を後押し
https://www.sanspo.com/article/20220412-BA6IK35EXVKQ5NSNLSGEBIULYU/

2022/4/12 18:46

ジム会長らで組織する日本プロボクシング協会の理事会が12日、東京都内で開かれ、元WBC世界女子フライ級王者で、性別適合手術と戸籍変更を経て男性となった真道ゴー(34)=グリーンツダ=が、男子としてプロテストを受験できるように日本ボクシングコミッションへ嘆願書を提出することを決めた。性別変更した選手が受験を希望するのは初めて。

同協会の斉田竜也事務局長(48)は「世界的にLGBTなどが認められる中、ボクシング界も応援していく。西日本協会関係者が練習とスパーリングを視察し、実力を見た上で問題ないと判断した」と説明した。

性同一性障害を公表していた真道は2008年5月にプロデビュー。13年5月に世界王座を獲得した。3度目の防衛戦で王座から陥落。16年6月にWBO世界女子バンタム級王者だった藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)に挑戦して判定負け。17年に男性となり、一般女性と結婚。同年10月に現役を引退した。当時から男子プロボクサーとして再デビューしたい意向を示していた。

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