4/8(金) 5:15配信
東スポWeb

園子温監督は故・深作監督に憧れていた(東スポWeb)

 一部週刊誌に性加害疑惑を報じられた、映画「愛のむきだし」「ヒミズ」などで知られる園子温監督(60)が6日、個人事務所のホームページにコメントを掲載した。そこでは「映画監督としての自覚のなさを自覚し、今後のあり方を見直したいと思っております」と謝罪する一方で、事実関係については「今回の週刊誌報道の記事については事実と異なる点が多く」とし、「代理人を通じてしかるべき措置をとって参る所存」と、争う構えを見せている。

 女優らに作品へのキャスティングなど仕事をエサにして関係を迫り、「女はみんな仕事が欲しいからオレによって来る」「主演女優にはだいたい手を出した」と豪語していたと報じられた。

 園氏と何度か仕事をした経験を持つ映画関係者によれば、根がネガティブという園氏は鬱積(うっせき)した感情を性加害という形で、女優たちにぶつけていた面もあったという。

 匿名を条件に取材に応じたある女優は、監督論を交えた強引な口説き文句を明かす。

「園監督は性的な描写の作品が多いですが、『想像力だけで映画を作るのはいかん! お前の実際のカラダを知ってから台本を書く。オレの映画はドキュメンタリーなんだ!』と。泥酔してましたが、とにかく熱くまくしたてる。駆け出しの女優なら、なんとなく説得されてしまったのではないか」

「冷たい熱帯魚」(2011年1月公開)で主人公の妻役を演じた女優の神楽坂恵(40)と結婚した直後は「愛に目覚めた」と豪語。一時期は、過激な言動は少なくなってはいたというが…。

 そんな園氏は「仁義なき戦いシリーズ」や「蒲田行進曲」「バトル・ロワイアル」などの監督で知られる巨匠・故深作欣二さんの生きざまを挙げ、深作さんの奔放な女関係≠崇拝していた節もあった。

「深作さんが生殖機能を失いたくないために、がんの手術を拒んでいたという話を持ち出し、『僕もとにかく女が好き』『大好きな女をずっと描きたい』と口にしていた」(前出の映画関係者)

 波紋は広がるばかりだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/575d76838165fc66987f8fd0b83d276a0a705916