有吉弘行「紳助さんならブチギレてる」、今田耕司は「紳助兄さん!」“ネットの爆弾男”も宮迫博之もヒカルも…いまだ絶大注目!島田紳助のタレント力


2011年、暴力団関係者との「黒い交際」疑惑が発覚し、芸能界を去った島田紳助氏(66)。
明石家さんま(66)やダウンタウンと並ぶ存在で、引退から10年以上たってもいまだに“現役クラス”の存在感を発揮しているようだ。

3月26日放送の『オールスター感謝祭』と『オールスター後夜祭』(TBS系)では、『感謝祭』MCの今田耕司(56)、『後夜祭』MCの有吉弘行(47)が、それぞれ紳助氏の名前を口にしたことで、あらためて注目が集まった。

「まず『感謝祭』についてです。紳助氏は91年に『オールスター感謝祭』がスタートして以降、引退する11年までMCを務めていた。同番組では、その初回からカメラマンを担当する“坂口さん”という人物がいるんですが、今年の『感謝祭』で、坂口さんが表に出てくる場面があったんです」(制作会社関係者)


番組の冒頭では、もう中学生(39)が作成した『感謝祭』オリジナルTシャツをスタッフ全員が着ていることを、番組アシスタントの島崎和歌子(49)が、すぐ隣にいた坂口さんを指して紹介したのだが、
ここで今田が「坂口さん、第1回目からカメラマン!」とかぶせ、「紳助兄さん! 坂口さんは元気です!」と呼びかけたのだ。この発言にスタジオは、笑い声に包まれた。


「有吉の『後夜祭』では、芸人たちが視聴者もdボタンで参加できる四択クイズを行った際に『現在の個人成績ランキング』を確認したんですが、視聴者の成績がスタジオの大スクリーンに映らないトラ ブルがあった。ここで有吉が紳助氏の名前を出したんです」(前同)

集計結果が出ないことに、有吉は「今日はシステムトラブルが多いですね。紳助さんだったらブチギレてますけどね(笑)」と発言。
かつて紳助氏が、しばしばスタッフや共演者に激怒していた、という逸話にちなんだジョークを披露した。


この「紳助氏とシステムトラブル」については、2月20日放送のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(TOKYOFM)で「予言」めいた出来事があった。この日、有吉はラジオのブース内でコーヒーをこぼしてしまったのだが、

「これ、もし『オールスター感謝祭』だったら、もう紳助さんに怒られているだろうな……」と話していたのだ。


「紳助氏と『感謝祭』といえば、09年に東京03が“番組出演者があまりに多く、挨拶に行くのは失礼かもしれない“と考え、紳助氏と何度も顔を合わせていたのに、一度も楽屋あいさつしなかった結果、紳助氏を激怒させてしまったいわゆる『東京03事件』がありましたが、あれを有吉がそっくりそのままパロディにして、ネットが盛り上がったこともありましたね」(専門誌記者)

09年の『感謝祭』で、紳助氏は生放送中の収録スタジオで東京03に激怒。ひな壇の3人の席に詰め寄る紳助氏の様子が、ハッキリと映ってしまった。
『シルクドソレイユ』がパフォーマンス中に、東京03や紳助氏ら、一部出演者同士が揉み合っている様子や、その後ゲッソリと落ち込んだ様子の東京03の姿が放送されてしまったのだ。


18年の後夜祭で有吉は、「お笑いトリオのハナコの席までものすごい剣幕で詰め寄り、胸ぐらをつかむのを必死に周囲の芸人たちが止める」と、この『03事件』をそっくりそのまま再現。
「あいさつしないから!」「ちゃんとあいさつしないと!」というガヤの声や、ハナコの菊田竜大(34)がこらえきれずに笑っていること、周囲の様子などから「再現コント」であることはわかるが、東京03の一件を知らない視聴者は、本当に放送事故と勘違いした人もいたという。

「また、狩野英孝(40)は3月17日放送の『やすとものいたって真剣です』(ABCテレビ)で、FUJIWARAの藤本敏史(51)が“恩人”だという話をしていましたが、それも紳助氏にまつわるエピソードでした」(前出の専門誌記者)

狩野は新人時代に紳助氏MCの『クイズ!ヘキサゴンU』(フジテレビ系)に出演する機会があったのだが、“上の人”から「紳助さんは楽屋あいさつNGだから」と言われ、素直に従ったところ、実際は逆で、紳助氏は明らかに不機嫌モードで収録に。


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