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映画業界が揺れている。4月4日、『週刊女性PRIME』で、映画『愛のむきだし』『ヒミズ』などの作品で知られる、園子温監督による性加害疑惑が報じられたからだ。

同記事では、園監督と関わりのあった複数の女優が登場。園監督は「女はみんな、仕事が欲しいから俺に寄ってくる」「主演女優にはだいたい手を出した」と普段から発言していたとしている。

ある女優は「仕事をあげる」と言われ、実際に性的関係を持った。別の元女優は、園監督のマンションで無理やり押し倒され、胸をもまれたなどと証言している。

しかし、園監督は、同誌の直撃に対し「何の話ですか」「それは……知りませぇん……それは……」とぼそぼそ回答。「ありえないですね」と追及を否定したと報じられている。

一方、園監督の映像制作会社「シオンプロダクション」のサイトでは、《関係者各位の皆様にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、心よりお詫び申し上げます。事実関係を整理して、改めて発表いたします》と、中身を明言することなくコメントが掲載されている。

「園監督は、過去のインタビューで『経験していないのは殺人と本気のレイプだけ』と発言するほど、もともと破天荒なキャラクターとして有名です。

同時に、社会派のテーマを数多く扱うことでも知られていました。『ヒミズ』や『希望の国』は、2011年に起きた東日本大震災をテーマに盛り込んで制作された作品です。

2015年8月には、若者グループ『SEALDs』らが国会前でおこなった安保反対デモに参加。『一市民として、これからも声をあげ続けていく』と、安倍首相(当時)への批判を語っていました。今回の報道が事実であれば、そうした一面を知る人たちにとってショックな話だと思われます」(芸能ジャーナリスト)

社会活動のウラで、立場を利用して女優に迫る行為は、本人のなかで筋は通っていたのだろうか。SNSでは、「悪行三昧だったのか」などと落胆する声が相次いでいる。

《園子温、シールズと共にアベガー言いながら女優にセクハラ狼藉の悪行三昧してたのは自分の中ではなんの矛盾もないとこがやべえや》
《身近な女性を傷つけておきながら、よく反戦とかできたよなぁ》
《「ヒミズ」での震災描写は心震わせられたのにな》