松潤テレ朝初主演ドラマひとケタ視聴率で終了 キャストや脚本、監督はちゃんと揃えたが…


「嵐」(活動休止中)の松本潤(38)が主演したテレビ朝日系ドラマ「となりのチカラ」最終回(3月31日)は、世帯平均視聴率9・5%だった。全話を通した平均は約9・16%で、2桁いったのは初回と第2話だけ。

松本のテレ朝初主演ドラマ、木曜午後9時の看板ドラマ枠、脚本家は11年前「家政婦のミタ」(日本テレビ系)で大ブームを巻き起こした遊川和彦氏など、話題性はあったのだが…。


局関係者はこう語る。

「松潤を木曜ドラマの主演に迎えられたのは、数年越しの悲願。結果(視聴率)は結果であって、キャストや脚本、監督とかはちゃんと揃えたわけじゃないですか。運もあるよね」


テレ朝には「相棒」「ドクターX」シリーズなど人気ドラマがある。
ただ「ウチはヤバイぐらいドラマが弱い」と局的には自認しているそう。

「いいドラマがウチには来ないんだよ。ホントなんでこんなラインナップなんだろう?≠チて思う。局全体で見れば視聴率は悪くないし、売り上げも悪くない。報道や情報は強いし、バラエティーも『アメト――ク!』だなんだってあるけど、新しいドラマをやろうとするとうまくいかない。テレ朝がフジや日テレみたいなドラマを作るのは難しいんだ」


木9ドラマ枠では、14日から木村拓哉主演の「未来への10カウント」が始まる。
「テレ朝的には頑張ってるほうだよ。松潤やキムタクを呼ぶために、ウチはこれまでいろんなジャニーズ行政≠してきたわけだから」。局関係者は陰ながらの苦労をほのめかす。


松本は、代表作の「花より男子」や「99.9―刑事専門弁護士―」シリーズ(共にTBS)など、クセ強めなキャラのイメージが強い。
そんな役作りには相当熱心だと、親しい役者仲間がトーク番組で明かしている。


今作では、頼りないが困ってる人にはお節介を焼かずにいられないパパを演じたが、局関係者は「あと10歳ぐらい年取って、味が出てからまたキャスティングしたほうがいいかも」と語っていた。

(視聴率はビデオリサーチ調べ 関東地区)

https://news.yahoo.co.jp/articles/abaf7d675661d417f4356227cca974efe5d5ce08