4/3(日) 5:00配信
日刊スポーツ

TBS井上貴博アナウンサー（37）の初冠ラジオ番組「井上貴博　土曜日の『あ』」（土曜午後1時）が2日、スタートした。

番組のオープニングトークで、井上アナは「みのもんたの朝ズバッ！」時代に共演したフリーアナウンサーみのもんた（77）から受け継いだ「朝ズバッ！」が番組開始から半年で打ちきりになったことに触れ、「8年前はアナウンサーの大先輩からバトンを受け継いで敗れた。その借りを返す、雪辱するのが今回だと思っています」と決意を語った。

さらに「結果を残せないと、やっぱり局アナだめだな、そうすると、後輩のチャンスの目もつぶしてしまうかもしれない」と自身にプレッシャーをかけつつ「でもあれですよ、ずるい人間なんで、逃げ道もちゃんと用意していて、パーソナリティーの私の責任、もちろんありますよ。その一方で、この私をこの枠に押してくれたTBSラジオの任命責任もあると思っているんですよ。本当にだっせー人間ですよ」と冗談めかして笑わせた。

番組開始にあたり、多くのメールが届いたことに感謝しつつ「ここからスタートで、気張ったところで結果がでるような甘い世界じゃないと思っているので、ここからスタッフみんなと、そしてお聞きのあなたと作り上げたいなと、その一心でございます」と呼び掛けた。

井上アナが一通り話し終えた後、共演するTBSラジオキャスター田中ひとみから「目に涙が一瞬…ずっとみていたんですけど」と指摘された井上アナは「安住（紳一郎）先輩とは違うよ。泣かないよ。あぶなかったあぶなかった」と返して笑いを誘った。

番組では、いろいろな「あ！」「あー」など「これ、いいね」の気づきから始まる「ウェルビーイング（well−beig＝良い状態）」な社会をリスナーと一緒に創ることを目指す。タイトルは井上アナの名前にちなんで、50音で「い」の上（井上）が「あ」であることもかけている。

さまざまな企画が用意されており、パラスポーツの魅力について専門家と議論したり、ユニバーサルデザインや地方創生、社会課題、Z世代の考えなどについて深掘りしたりしていく。

6月まで午後3時55分までの3時間番組となる。

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