3/31(木) 5:15
東スポWeb

日本ハム・新庄監督の初勝利遠く… 心配される「投壊」&「貧打」の悪循環
新庄監督も“頭を抱える”チーム状態だ(東スポWeb)
「ビッグボス」新庄剛志監督(50)率いる日本ハムの初勝利が遠い。

 30日の西武戦(札幌ドーム)にも3―5で逆転負けを喫し、1997年以来25年ぶりに開幕5連敗。新庄監督は球団広報に「明日! 明日!」とコメントを預け試合後の会見に応じることはなかった。

 先発の加藤は6回二死まで西武打線をわずか1安打と完璧に抑えていたが、そこから悪夢の7連打5失点。降板後は「6回に最少失点で乗り切れなかった悔しさしかないです。先制してもらいながら、リードを保つことができず申しわけない気持ちです」という短いコメントに悔しさをにじませた。

 武田勝投手コーチは「5回までは完璧に抑えてくれていました。その中で(6回)二死から7連打ということで本人もショックでしょうけど、今後はそこを乗り越えてほしい。1本打たれたことによってガタガタっと行って、立て直せずにいたということは事実なので、そこは反省して次に生かしてほしい」と7年目左腕の奮起を期待した。

 一方で、オープン戦では2・37と安定していたチーム防御率がフタを開けてみれば、5試合で25失点、同防御率5・17(いずれもリーグワースト)と抑えが利かない状態となっている。

 その要因としては、ここまでわずか11得点(同6位)、チーム打率1割7分2厘(同5位)と低空飛行を続ける貧打線の心理的プレッシャーは否めず、投打両面でのスタートダッシュ失敗が日本ハムの戦い方を苦しいものにしている。

 ゼロからのチーム再建、トライアウトシーズンといえども、一線級相手の真剣勝負の中で結果を出していくことでしか選手もチームも本当の自信は得られない。

 まずは選手個々がやるべきことをやりひとつ勝つことでこの状況を落ち着かせることだ。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/9b915872dc434cd4e3e6681f9c690364fc751c44