【Eテレ】100分de名著 ミステリはここから生まれた〜「モルグ街の殺人」〜 エドガー・アラン・ポー スペシャル 4月4日再放送 [湛然★]
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100分de名著
誰もが一度は読みたいと思いながら、なかなか手に取ることができない古今東西の「名著」を、25分×4回=100分で読み解く番組です
エドガー・アラン・ポー スペシャル (4)「ミステリはここから生まれた」
初回放送日: 2022年3月28日
パリの町で真夜中に母娘が殺された。殺人現場は鍵がかかっていて窓も閉まったまま。この不可解で残酷な事件の解決のために世界文学史上初の名探偵デュパンが登場する。
文学作品の中で初めて活躍する名探偵デュパンは、その鋭い分析的知性で難事件を次々に解決、その能力はまさに彼のビジネスの武器でもあった。推理の果てに浮かび上がるのは想像もしないような犯人。その犯人像には、当時アメリカ南部を覆っていた黒人差別の状況が色濃く反映していた。第四回は、世界初の推理小説を読み解くことで「人種差別の問題」や分析的知性すら資本と化す資本主義の根深さに迫っていく。
再放送
Eテレ
4月4日(月)午後1:05 ほか
100分de名著 - NHK
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/episode/te/98RPZ21PYW/
名著117「エドガー・アラン・ポー スペシャル」 - 100分de名著 - NHK
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/paM8wbQ0R9/
https://www.nhk.jp/static/assets/images/newblogposting/ts/XZGWLG117Y/XZGWLG117Y-editor_d15f1c780f7396722fa77f0f8cbaaeb8.jpg 19Cだから許されるオチ
今なら読者や各方面からクレームくるだろう 名著にたくさん触れても伊集院の人格は全く陶冶されることはなかった モルグ街の殺人の犯人の意外性はスゴいね
今の時代でもこれを超えられない >>7
大塚英志が「初心者のための文学」という本で、本をたくさん読めば良い。という訳ではないということは、
僕が文壇で出会ったあまり尊敬できない文芸評論家の人たちを見れば明らかです。
と書いていた。 次回は存在と時間だろ
100分じやどうにもならん本だが あおぞら文庫本で読んだけど
相方の大佐いる意味あるの? 黄金虫は面白かったなあ
中学生のときに読んだけど暗号解読のところとか引き込まれた 再放送の時間がこれまで水曜の早朝と昼だったのが
火曜早朝と翌週月曜昼1:05からに変わるんだよな。 違法投稿をやめさせるため
NHKは、NHK+で一週間見れるようにしたが、
今度は、
まとめサイトやファストムービーに対抗して
4/4からNHKラーニングという新しいサイトを用意するらしい。
Eテレの深夜に宣伝やってたが、
100分de名著が2分de名著になってた。 実際はポーよりも10年以上前にミステリーをたくさん書いているわけだけどね 伊集院が嫌いなので見ない
局アナと解説者だけでええわ >犯人像には、当時アメリカ南部を覆っていた黒人差別の状況が色濃く反映していた。
こんな所あったっけ?
見落としたかな。 >>1
ポーは自分のことを詩人だと思ってたし、
実際、象徴詩を先駆けて作り、後のボードレールが嫉妬するんだが、
実際にポーが世間一般で高く評価されてるのは、
ポー自身が文芸雑誌編集者時代に雑誌の紙面の穴埋めとして書いた小説の数々
探偵推理小説を世界で初めて書いたとされてる以外にも、
SFではジュール・ヴェルヌやH・G・ウェルズを先駆けた小説を書いてたりしてる
ボードレールが散文詩ばっかりになったのも、
やろうとしたことを、殆どポーがやりつくしちゃったからなんだよ
ボードレールは若いころ、小説書こうとしてたらしいけど、
自分が書いてみたいと思ってた感じの小説をポーが既に書いていたのを知って、断念する
その後、ボードレールはヨーロッパでポーを積極的に紹介していくことになる
雑誌のページの穴埋めで好き放題やってたことが、
探偵推理小説やSFや幻想小説など、20世紀の文学に影響を与えることになったなんて、
当のポー自身は思いもしなかっただろな 関係ないけど江戸川乱歩で一番推理小説らしい感じで好きなのが短編小説の心理試験かな
小学六年の頃読んだけど
あれ殺人の容疑で捕まったやつが警察署で色々な質問されてどんどん答えていって
不審な点が見つからないから改めて明智小五郎がやり直してある点を指摘してそいつが真犯人だと断定するんだよね
まあ今思えば初歩なんだろうけどあれで推理モノにハマっていったのを覚えてる >>8
ポーが凄いのはこの作品でミステリのフォーマットを完全に作ったということ
>不可能犯罪の提示
>意外な犯人とトリック
>変わり者の天才的探偵(いわゆるホームズ)と引き立て役(いわゆるワトソン) >>30
ボードレールは嫉妬というより
ポーを師を仰いで
詩を書いたんだろ
そのことがむしろポーの名前を
世界に知らしめた
アメリカよりまずヨーロッパでポーの詩人としての名声が広まった いやアメリカでも生前は「鴉」によって
ポーは評価されてたわけだが
死後に縮小されていった評価を
ヨーロッパにおいてボードレールらが
評価して不滅のものとしたということかな オランウータンがおとなしい性格だと、この頃の人は思ってなかったんだろうな 本を読めない文盲のための番組
ディケンズの大いなる遺産、荒涼館がミステリーの
はしりだと思うが で、そのポーの遺産をめぐる連続殺人事件を描いたのが
ポーの一族ですね >>2
スペシャルと名がつく時は何冊も紹介するパターン パワハラデブがいる時点で終わってる
見る価値に値せん >>26
自分もそれ。
最初は我慢してたけどやっぱ無理。他の番組でもそうだけどNHKは無駄に芸能人引っ張ってくるのやめてほしい。芸能人に恩を売りたいのかなんなのか…。
美の壷も、草刈正雄と変な書道家の表題と寸劇やめてくれたらもっと取材費浮いて質のいい番組ができるのに。
あと、どれもオープニングの不要なアニメーションに無駄な金かけすぎ。 >>16
政府が文系学部削減の方針だし、活字はもうオワコン。日本人にはマンガやアニメを見せとけばいいんだよ。
活字は全て焼き払ってしまえばいい。 この番組は伊集院のピントのズレた感想をガン無視して先生が話を進めるのが笑える >>16
本を読めば人格者になれるなんて珍説があったの? ポー自身はホラーやミステリーだけじゃなく冒険小説やSF、ユーモア小説も書いてる
詩と評論も忘れられないし巨人
もっともロリコンでアル中で貧乏な雑誌編集者で生前は不遇だったけど 森鴎外が訳した版が青空文庫にあるけどちょっと読みにくい >>49
じゃあそれを井上靖に現代語訳してもらおう 伊集院がうざいから嫌い
しかも番組ネタを通してNHKが下げたい対象(ネット民とか)を
伊集院が「つまりこういうことですよね」とか言いながらsageるのも気持ち悪い
そして伊集院の底の浅い発言を
ゲストの先生達が「素晴らしい」「そう!仰る通りなんです」とヨイショするのも痛々しい >>31
金田一少年で似たような話やってたな
乱歩の犯人の方があれより一枚上手だったけど探偵は更にその上行ってた オランウータンてレスがいっぱいあるけど、まさか犯人がオランウータンなの?
もし本当なら夢オチよりひどくないかそれ モルグ街の殺人→犯人はオランウータン
オリエント急行殺人事件→全員が犯人
アクロイド殺し→読み手が犯人
そして誰もいなくなった→登場人物全員死ぬ
クリスティの名作は反則が多い >>58
カーテン→犯人はポアロ
クリスティは反則大好き >>58
叙述トリックという概念を生み出した女傑だ、反則呼ばわりとか鼻で笑われる クリスティーって失踪事件起こして当時話題づくりとかで叩かれたんだよな >>1
ポーは「The Unparalleled Adventure of One Hans Pfaall」で、
熱気球で月まで行く話や、
一年かけて右回りと左回りで地球一周する話(※「Three Sundays in a Week」
邦題は「週に三度の日曜日」)などを短編で書いている。
これらはヴェルヌなどのSFを先駆けた作品だが、
この事実はどういうわけか、あまり知られてない。
「ウィリアム・ウぃルソン」(※アラン・ドロンが演じた映画がある)とか、
「The black cat」や「The tale tell heart」のような、
20世紀を先駆けるような強迫心理を描いた小説を書いてる。
「The Devil in the Belfry」(※邦題は「鐘楼の悪魔」)というスラップスティック小説が、
マラルメに強烈なインスパイアを与えていることも、あまり知られていない。
他にも、「Lionizing」(※邦題は「名士の群れ」)や、
「The System of Dr.Tarr and Prof.Feather」(※「タール博士とフェザー教授の療法」
「The Man That Was Used Up」(邦題は「使い切った男」)や、
「Ms. Found in a Bottle」(※邦題は「壜の中の手記」)や、
「アーサー・ゴードン・ピムの物語」が、
H・P・ラブクラフトのクトゥルフ神話に影響を与えてるのも、それほど知られていない。
(※ラブクラフトの「The mountains of madness」(※邦題は「狂気の山脈」)は、
「アーサー・ゴードン。ピムの物語」のラストを踏まえて書かれた作品なのは、有名。
「テケリ・リ」ってセリフに聞き覚えがある人は多いはず。
またラブクラフトの「Cool Air」は(※邦題は「冷気」)は、
「The Facts in the Case of Mr.Valdemar」
(※邦題は「ヴァルドマアル氏の病症の真相」)
を援用して書かれた作品であることは知られてる。 >>64
教えてくださりありがとうございます。
すごい作家だったんだな。 >>63
この辺りのことを詳しく知らないんだけど、本が売れなくなってきて…ってことなのかな。
私生活でかなりショックなことがあったというのが説として強いよね。 NHK 病って知ってます?
NHK を視聴して自分が賢くなったつもりになってしまう病気ですw
そうなったらもう手遅れ NHKが間違ったこと言ってても全くわからないのですw
テレビを見ることは知性を得ることではありません自分で調べて実感することで知性は高まるのです。
NHK 病を患った人は最後は必ず悲惨な結果になります。
病の番組についてもかなり誇張したことを NHK が言ってますがそれを鵜呑みにしたらどうなるかということですw およそ人間がやったとは思えない凄惨な殺人はいったい誰なんだ
からの人間じゃありませんでしたはどうかと思う
しかしデュパンが出てくる3作とも読んだことあるけど
モルグ街しか覚えてないからなんだかんだで
印象に残るという点では傑作なんだろうな クリスティは、旅行、グルメ、乗り物、アパレルと殺人事件の親和性を発見しただけでもド天才だと思うわ。
どんだけのビジネスを生んだのよw >>26
伊集院のピント外れが潤滑剤になっていて
お堅さが抜けて好きだけど >>41
美の壺は草刈だから見てる
別に特にファンでもないが 「マリーロジェの謎」は実際の迷宮事件を元に、ポーが書いた推理小説。
ポーは新聞などの記事を読み、その情報から真相を推理。
3年後に犯人が捕まったのだが、ポーが書いた小説とかなり細かい点まで一致していた。 100分de名著で
大西巨人の「神聖喜劇」と埴谷雄高の「死靈」を採り上げて欲しい >>74
今の言葉でいうと映える、華やかですものね。 >>1
これは良くてYouTubeの解説動画はダメ >>83
劇場公開中の作品を盗撮して編集して開設付けて最後のネタバレまでやってしまうんでしょ。
そりゃあいかんわな。 伊集院が喋ることで専門家は自分がどの程度噛み砕いて喋るべきなのかという立ち位置を忘れずにいられるという効果はあると思う >>18
物語の名探偵に視点をおくと、事件がすぐにネタバレするから
普通の人の語り手が必要 >>1
ラブクラフトは、ポオの「アーサー・ゴードン・ピムの物語」のラストを受けて、
「狂気の山脈」という作品を書いている
クトルゥフ神話大系の中でも重要なこの作品が、
ポオの影響で書かれているのは興味深い
また、ポオの作品に「ヴァルトマール氏の死の真相」というのがある
これは、死ぬ寸前の人間に催眠術を掛けて
本人に自分が死んだことを悟らせないようにしたとき、
人間はどうなって行くのか、という実験をする話なんだが、
ポオのこの作品を受けてラブクラフトは「冷気」って作品を書いている
ラブクラフトはポオという作家にどれだけ思い入れがあったかが分かる
おそらくラブクラフトという作家は、ポオとロード・ダンセイニによって形作られた作家なんだろう
実際、ラブクラフトが確立したクトゥルフ神話大系を読むと、
ポオの近代的知識を元にした文学的衒学志向と
ダンセイニのケルト的ファンタジーの世界観を下地にして作られていったのがよくわかる
ポオの「ハンス・プファールの無類の冒険」や「メールシュトレエムに呑まれて」、
「軽気球夢譚」「メロンタ・タウタ」などの作品は、
スチームパンク的なSF作品として後のジュール・ヴェルヌを先駆けている
ポオは19世紀前半の人物(1809年生まれ)だから、その先進性はずば抜けてる
19世紀という時代は、近代化が一気に進んだ時代だったが、
ポオは、こうした時代の最先端に辿り着いていた人物だったんだろう
上の方の書き込みで、ボードレールがポオに羨望と嫉妬を抱いていたというのがあるけど、
ボードレールが、ポオを知ったときの苦悩がどんなものだったかは、なんとなくわかる
パリの文壇の寵児だった天才児ボードレール
そんな彼がこれからやろうとした文学的な挑戦を、
未開の新大陸アメリカ生まれの、しかも一介の文芸雑誌編集者に過ぎないポオが殆どやってしまってたのだから
(ボードレールは海洋小説を書こうとしてたらしく、その草案らしきノートが残されている)
以降、ボードレールはポオの良き紹介者として、ポオの作品の翻訳を積極的に行うことになる
自分は大学時代、第二外国語でフランス語を選択してたんだが、
その授業のテキストが、ボードレールがフランス語に翻訳したポオの作品集だった
教師曰く「ボードレールのフランス語訳の文章がとても美しい」からテキストにしたんだとか
ポオの「大鴉」という詩や、「アッシャー家の崩壊」「赤死病の仮面」など、象徴主義を先駆けた作品が幾つかあるが、
ボードレールが「悪の華」などの散文詩を確立していく際に、これらの作品はその叩き台になったのだろう
なお、ボードレールと同じ歳のドストエフスキーも、ポオの作品を愛読してた
もしかしたら、「罪と罰」のポルフィーリーとかは、デュパンの亜流のキャラなのかもしれない
当のポオ自身は、ドイツのゴシック小説をパクってたり、
探偵推理小説も、雑誌の読者向けに出題したパズル同然に書いたものだったり、
アーサー・ゴードン・ピムなども読者の興味を惹くようにあえて過激な描写をしたりと、
あくまで雑誌の売り上げの向上という商業目的で書いたものでしかなかったのだろう
だけど、雑誌の販売部数を伸ばすためにやっていたこうした試みが
その後、20世紀の文学の様々なジャンルに影響を与えていったのだから面白い >>87
天才を観察する凡人(読者)の視点だよね。
あのバディスタイルもポーが先駆けだと知ってビックリ。 >>90
ありがとうございます。
匂わせ的なものなんですね。
あと「アーサー・ゴードン・ピムの物語」も当時広く信じられていた地球空洞説の影響で、あの冒険の後南極から地球内部を通って北極に出てそこからアメリカ大陸に帰ってきたのだと読者の人たちは皆思っていたとの解説もあり、驚きました。
「編集者であるポーとおぼしき人物に語り手が体験を思い出して話している内に発狂して自殺したしまった」とのラストに自分は底知れぬ恐怖しか感じませんでしたので。 >>57
これは指南役の巽孝之先生の論文
ポーの文章はミステリー仕立てにはしてるが奥が深いようです
https://ci.nii.ac.jp/naid/110004736831
ポウが1841年に発表した「モルグ街の殺人」は, パリを舞台に名探偵デュパンが活躍する作品として, 推理小説史の幕を開けた。
しかし今日, その舞台や主役設定, はたまた残虐なる貴婦人殺しを行なったオランウータンなどをそっくり字義的に読むことは, いささか難しい。
かつてバートン・ポーリンは, 本作品中のパリがいかにアメリカ化されているかを指摘し,
他方バーナード・ローゼンタールやジョアン・ダイアンらは, 作家の南部貴族的精神や奴隷制擁護の姿勢が
いかにテクストの無意識を統御してきたかを分析した。
本稿は, そうした新歴史主義批評以降のポウ研究をふまえつつ, ポウにおける修辞的テクストと
歴史的コンテクストとがいかに記号的相互交渉を行ない, ひいては, ポウにおける歴史が作品の背景に
埋没するどころかいかに作品内部の盲点を積極的に構造化してきたかを解明する。
その前提としては, 殺人オランウータンを南部黒人の一表象と見る視点が選び取られる。
だが, 南部的女性崇拝が黒人差別転じて黒人恐怖と密着していたのは当然としても,
そうした恐怖の本質をさぐるとなれば, 人種意識を超えて, さらに南部における所有権の歴史を一瞥しなければならない。
黒人に代表される「闇の力」への恐怖を形成したのは, 奴隷叛乱を懸念する恐怖のみならず
経済革命としての農地再分配(アグレリアニズム)が貴族的主体を脅かし所有権を侵害することに対する恐怖だった。
そしてデュパンは, 誰よりも南部に関するアレゴリーを読み解く技術に秀でた南部貴族として性格造型された。 >>79
それは違う
犯人は捕まらず未解決事件
マリー・ロジェ→メアリー・ロジャーズの事件については
過去に幾人もの人が調べ、幾冊かの本を残してる
この事件は調べると実に様々な謎が出てくる
俺はこれからポーにはまった
ポーはこの事件を3回にに分けて連載したが
実は最後の連載の前に、メアリーロジャーズは殺人ではなく
違法な堕胎による事故によって死んだのではないかという
疑惑がもちあがっていた
メアリーの服を発見したという女主人がそれにかかわっていて
服を発見したといわれてた彼女の息子たちの一人が誤って銃で
彼女を撃ち、瀕死の重傷の中で告白をしたという噂が流れたのだ
それでポーは慌てて3回目の連載を延期して原稿を現実に合わせて修正した
そして再販の時にも文章に少し手を入れている
惜しむらくはこの手を入れたことで
むしろ作品の一貫性が損なわれてしまったことだ
ところで事件の方は警察が証人として死んだ女主人の息子を召喚して
取り調べたものの結局解決にはいたらなかった
実際にどうしても不可解な部分は残るのだ マリーロジェの謎は実際に起こった殺人事件をもとにした
世界最初の推理小説だといわれている
ニューヨークで起こったことをパリに変えていることで
大胆なフィクションにしてるのだろうと思われがちだが
かかれていることはほぼ事実そのままである
いくつか出てくる新聞の記事の中の一つの
ボートの件だけがポーの創作である
ポーとしては証拠から導かれる小説内での論理展開通り
か弱い女性相手に現場で激しい抵抗があるのは
複数の悪漢たちによる犯行ではありえない
複数の犯人たちなら現場にあからさまな証拠を残さない
(現場が不自然だ)という言い分は間違っていなかったといえる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています