「広島3−2阪神」(29日、マツダスタジアム)

 阪神が悪夢のサヨナラ負けで開幕4連敗を喫した。開幕4連敗はワーストタイの5連敗を記録した95年以来、27年ぶりとなる。

 試合後に報道陣の取材に応じた矢野監督は、言葉を絞り出すように話した。「(勝つ難しさは)重々感じています」。勝利目前でもまさかの敗戦。最終回には満塁のピンチで守護神・ケラーを途中で諦め、若手右腕の湯浅にバトンを託したが、西川に右越えのサヨナラ打を許した形となった。指揮官は湯浅を責めることは一切、しなかった。

 「あそこはね、もう開き直って勝負に行った結果なので。あそこで行く経験ももちろん湯浅にもまだなかったし。でもまあ、そういうところから、経験を積んだ中から成長して行ってくれたらなというところで。誰が行っても、どう行っても厳しい場面なんで」

 ただ、ケラーに関しては「後ろ(守護神)っていうのは外すけど、優(岩崎)はそのまま(八回)の方がいいのかな。あそこでつなぐところは大事なんで」と言及。新守護神については「現状、湯浅で行こうかな」と明言した。

デイリー

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