0001爆笑ゴリラ ★
2022/03/29(火) 18:41:30.62ID:CAP_USER9東スポWeb
バンクーバー銅・加藤条治が引退 小柄な体で戦い抜いたワケ「勝てると体現してきた先輩がいた」
引退会見を行った加藤条治(東スポWeb)
バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートル銅メダルの加藤条治(37=博慈会)が29日、都内で引退会見を開き、支えとなった大先輩の存在を明かした。
山形中央高時代から世界の舞台で活躍し、06年トリノ大会から18年平昌大会まで4大会連続で五輪に出場した。大柄の選手が優位と言われる同種目で165センチと小柄な体型ながらも、天性の加速力を武器に躍動。ハンデの感じさせない滑りで、日本のスピードスケート界を長年にわたって引っ張ってきた。
なぜ、海外勢にひるむことなく戦い続けることができたのか。加藤は98年長野五輪同種目金メダルの清水宏保氏の影響が大きいと話す。
「体が小柄な選手でも勝てるよと清水宏保選手は証明した。体現してきた先輩がいたからこそ、自分もここまで(世界の頂)行けるんだっていう壁を元々感じなかったのが大きい。大きい人には勝てない、日本人だから勝てないんだっていうような壁がなかった」
清水は加藤よりも小さい162センチ。しかし、低い姿勢から勢いよく飛び出す「ロケットスタート」で世界の強敵に勝利を収めてきた。
言い訳は通用しない――。加藤は自ら考え抜き、己のスタイルを築き上げた。
「外国の大きい選手ができないようなピッチを意識したり、一番大事だったのはスケートの氷を捉えるのをいかに鋭く磨けるかというところで、いかに氷に効率よく伝えるかがものすごく大事。そこが発展途上だったので、極めていけば世界で戦えると思った」
最後の最後まで唯一無二の滑りを追い求めてきた。「最高のスケート人生」。加藤の表情は最後まで晴れやかだった。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/1857ca717fb8d95b0ad648921052c36eb074cc7d