ダウンタウンの松本人志が27日に出演したフジテレビ系の情報バラエティー「ワイドナショー」で、ロシアからの軍事侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領がカメラ目線で行った23日の国会演説と、24日の北朝鮮の弾道ミサイル発射後の岸田文雄首相の会見を比較した。

 まず松本はゼレンスキー大統領の国会演説に関して「無難といえば無難でしたね。ただ、みんながスタンディングオベーションをしたらプーチン(ロシア大統領)がブチ切れたって聞いたんですけど…」と疑問を投げかけたことに、ロシア政治が専門の中村逸郎筑波大教授が返答。「今、北方領土でロシアが軍事演習をガンガンやっている。ゼレンスキー大統領が国会演説した後のタイミングでの演習を考えると、ブチ切れた可能性はある」と解説した。

 これを聞いた松本は北朝鮮の弾道ミサイル発射後の岸田文雄首相の会見にも言及。「ゼレンスキーさん、12分間でしたか。向こうにカンペがあるのかもわかんないけど、カメラ目線でちゃんと訴えるじゃないですか。この間、北朝鮮からのミサイルが発射されて、今回は特に次元が違うじゃないですか。それを受けて岸田さんがね。何故メモを見ながら、ICBM(大陸間弾道ミサイル)も言えないのか。自分の気持ちで怒ってほしい。あんなところで岸田ノートいらんやろ」と皮肉を込め、厳しい意見を述べた。

中日スポーツ 3/27(日) 11:36
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