0001ぐれ ★
2022/03/27(日) 10:02:59.05ID:CAP_USER9<西武5−0オリックス>◇26日◇ベルーナドーム
まさに4球団競合の看板にふさわしい鮮烈なデビューだった。西武ドラフト1位の隅田知一郎投手(22)が7回無失点の好投で、プロ初勝利を飾った。打たれた安打は、わずかに1本だけ。二塁すら踏ませない完璧な98球だった。3与四球、5奪三振。最速150キロの速球と変化球を自在に操った。12球団のルーキーで最速となる白星を勝ち取った。
本塁どころか、二塁すら踏ませなかった。隅田はオリックス打線を完璧に支配した。万雷の期待の拍手を受けてマウンドに。「アドレナリンが出て興奮」した体は、初回から自己最速タイの150キロを2球計測。あっさり3者凡退で片付けると、勢いは加速した。
7回までわずか1安打。多彩な変化球を高低左右と自在に操り、的を絞らせない。6回2死一塁で4番杉本を迎えたのが最大の“ピンチ”。122キロ低めチェンジアップで空振り三振に切ると、両手をたたき、叫んだ。3四球も打者がまったく反応できない内角の変化球で、わずかに外れただけ。「結果にこだわりたかった」。崩れる気配すらない完璧なデビューだった。
エリートじゃない。とにかく体が小さく、細かった。波佐見高入学時は身長164センチ、体重47キロ。「55キロになるまで禁止」と投球練習すら許されなかった。放課後も体幹など別メニューで「1日7食」の生活。「最初の1カ月ぐらいはずっと吐いていた」。白球よりも、どんぶりと向き合う生活。2カ月で体重を55キロに増やした。華々しくプロの世界に入ったが、才能に恵まれているわけではないとの反骨がある。
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