ハリウッドスターのジョージ・クルーニーが、ダービー・カウンティの買収に動いているようだ。イギリス『サン』が報じている。

名作『オーシャンズ』シリーズのダニー・オーシャン役などで知られるジョージ・クルーニー。現在、ダービー買収に向け、自身が代表のコンソーシアムを立ち上げているという。

同クラブは昨年9月、オーナーのメル・モリス氏が抱えていた2億ポンド(約320億円)もの負債に加え、コロナ禍による収入減少で破産の憂き目に遭った。これにより、勝ち点-21ポイントの罰則が科され、リーグ1(イングランド3部)降格の危機に直面している。

「ダービーは素晴らしい歴史を持つクラブであり、素晴らしい未来もあると確信している。最近は問題が発生していることは知っているが、何も修正できない状況で、チームは本当に一生懸命にプレーしている。彼らを見ていると、ピッチ上の選手だけでなく、応援するファンもピッチ上での役割があるのだと、私は確認した」

「近年、サッカーへの関心が高まり、数年前にスペインのマラガを買収しようとするグループに参加しないかと誘われたことがある。とてもエキサイティングな話だったが、結局は失敗に終わった。サッカークラブのオーナーになることは、クラブでプレーすることの次善の策なのかもしれない。もしかしたら、いつか…」

そもそも、ジョージ・クルーニーがサッカーに関心を持つようになったのは、映画『マネーモンスター』で共演したジャック・オコンネルが影響しているという。ジャック・オコンネルの強烈なサッカー熱にあてられたという。

「私はかなりの数の英国のサッカーファンと仕事をしてきた。彼らの気分はお気に入りのサッカーチームの試合の結果によく左右されていた」

「私にはそれが非常に興味深く、何が起きているのか知りたいと思っていた。誰も自分の好きなチームが負けるのを見たくないが、英国のサッカーファンは極めて大きく結果に依存しているようだった」

「私は数年前に一緒に映画に出たジャック・オコンネルからラムズを紹介された。彼はチームにかなりの情熱を注いでおり、ダービー・カウンティをずっと応援している」

「いくつか質問したが、彼を止めることはできなかった。彼がクラブを本当に愛していることはよく知っている。私はそれを賞賛しなければならず、クラブの歴史を聞くことは非常に興味深く、私の想像力を刺激するものだった」

「テレビで試合を観戦し、徐々にサッカーへの理解を深め、ダービー・カウンティの試合と結果に注目し始めた。それ以来ずっと試合を見ているよ」

「ダービーシャーはとても美しい場所だ。私はこの地域全体や素敵な人々にも感心してきた。彼らのほとんどはサッカーチームも好きだと思う。ダービーがいつかプレミアリーグに戻ったとき、私を含めて多くの人がとても幸せになるだろう」

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超ワールドサッカー 3/26(土) 21:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/591ef0db54f265582255192372f727f9e8e53358