26日放送のテレビ朝日系「中居正広のニュースな会」(土曜・正午)では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で受給額が減る年金生活者への支援策として、自民、公明両党が提案した一律5000円給付案について報じた。

 「5000円」という額が大きな議論を呼んでいることについて、コメンテーターで出演の社会学者・古市憲寿氏は「たった5000円…。高齢者の方、バカにされている感じがしませんか? 露骨な選挙対策だなって感じもしてしまうじゃないですか」と発言。

 「年金受給者ってすごい差があるわけですよ。若い人以上に高齢者の方が実は格差がひどくて。本当に困っている人と資産がめちゃくちゃある人って、すごい差がある中で資産がめちゃくちゃある人にも本当に困っている人にも、おしなべて5000円というのは一番、政策としては意味がないんじゃないかと思っちゃうんですよ」と続けると

「そもそも高齢者で区切るのがおかしくて、コロナって一番、被害を受けたのは飲食店とか現役世代じゃないですか? 相対的に言うなら高齢者や公務員というのは収入がある程度、一定なわけだから困っている度で言うと少ないはず。でも、そこに5000円をばらまくってのは、ちょっとアンフェアなんじゃないかと思っちゃう」と話していた。

スポーツ報知 3/26(土) 12:30
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