開催が延期されていた「表現の不自由展」が4月2〜5日、東京都国立市の「くにたち市民芸術小ホール」で開かれることが25日、分かった。

 実行委員会が記者会見で発表した。

 実行委はクラウドファンディングで資金を募るとともに、国立市などと協議を重ねてきた。会見した共同代表の岩崎貞明さん(58)は「市民が趣旨を理解し、賛同してくれた。みんなでつくり上げた芸術展になる」と述べ、「誹謗(ひぼう)中傷や差別的な言動は絶対にやめてほしい」と訴えた。

 出品する作家は16組で、作品は従軍慰安婦を象徴する少女像を含む。観覧時間50分で入れ替える予約制とし、1日当たり約400人を見込む。 

時事通信 2022年3月25日 19時8分
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