◆カタールW杯アジア最終予選B組 オーストラリア0―2日本(24日・シドニー)

 日本代表はオーストラリアに2―0で勝利し、カタールW杯出場を決めた。途中出場のFW三笘薫が2得点を挙げた。

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 途中出場でヒーローとなった三笘は「(後半39分の投入時に)0―0で(前に)行くしかないと思っていたので。全部出し切れました」と振り返った。

 決勝点は後半44分。MF守田英正のパスを受けたDF山根視来(みき)が右からマイナスのクロスを上げ、中央に侵入した三笘が泥臭く押し込んだ。

ゴールを決めた瞬間は「いや〜もう覚えていない」。体は自然とベンチ方向へと向かい、ベンチ前で選手たちと喜びを爆発させた。「全員の力で勝ち取った勝利だと思います」。白い歯を見せた。「視来くんがあそこでボールを持った瞬間、フロンターレ時代からあそこからマイナスに来るというのは分かっていたので。まぁ素晴らしいボールが来たと思います」と川崎時代の同僚に感謝した。

 後半ロスタイムの2点目は、左サイドから圧巻のドリブルでねじ込んだ。「サイドで時間を作ろうか迷っていたんですけど、力も余っていましたし、一人崩せば進入出来るスペースがあったので。行くしかないって判断しました」。鮮やかに相手DFを抜き去ってシュートコースをつくり、豪快に右足を振り抜いてダメ押し点を挙げた。

スポーツ報知 3/24(木) 20:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c744592d1badf58fb75cb4c0839cf5aaf7f8a1aa 

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