カタールＷ杯アジア最終予選▽Ｂ組第９戦　オーストラリア―日本（２４日・シドニー）

　日本代表は敵地でオーストラリア代表と対戦し、０―０で前半を折り返した。

　試合開始４５分前から激しい雨が降り始めた中、日本は序盤から相手ゴールに迫った。

　キックオフから２７秒、右サイドバックのＤＦ山根視来からの高速クロスをＦＷ南野拓実がペナルティーエリア内中央でトラップし、右足シュートは相手ＧＫの正面。同１２分には、中盤でボールを奪ったＭＦ田中碧のパスに抜け出したＦＷ浅野拓磨がＤＦ２人に囲まれながら左足で狙ったが、シュートは左へ外れた。

　同２３分、ＭＦ遠藤航の浮き球パスに浅野が快足で走り込んだが、オフサイド判定。２８分に田中の右クロスから南野が２度切り返して右足を振ったが、ゴール左へ外れた。

　３１分に伊東純也の右クロスから南野のヘディングシュートはクロスバーをたたいた。３７分にはＤＦ吉田麻也のロングパスに抜け出した左サイドのＤＦ長友佑都のパスを南野が合わせたが、バーにはじかれた。

　守備陣は同１１分、昨年１０月の前回対戦（埼玉、２〇１）で直接ＦＫでゴールを奪われたＦＷフルスティッチに鋭いカットインから左足シュートを浴びたが、枠外。２５分には左ＣＫからゴールネットを揺らされたが、ファウルの判定に救われた。３５分にはＭＦメトカトーフのミドルシュートをゴール前でＦＷデュークにコースを変えられたが、枠を外れた。

　日本は６勝２敗で勝ち点１８の２位、オーストラリアは４勝３分１敗で勝ち点１５の３位。日本は勝利すればＢ組２位以内が確定し、７大会連続のＷ杯出場が決まる。

スポーツ報知
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