3/23(水) 17:29 スポーツ報知
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 第94回センバツ高校野球は23日、大会5日目を終えた。ここまで1回戦15試合を消化。24日の第1試合、鳴門―大阪桐蔭戦で出場全32校が登場する。

 19日の開幕戦、浦和学院―大分舞鶴戦で浦和学院の高山維月捕手(3年)が大会1号本塁打を打ったが、それ以降は本塁打がない。

 昨年の第93回大会も開幕から12試合本塁打がなく、13試合目で東海大菅生が2本塁打。1回戦終了時点で3本塁打で、大会トータル9本塁打だった。大会1ケタ本塁打は03年以来、18年ぶりのことだった。

 金属バット導入後では96年の第68回大会で5本という例はあるが、今年はここまで15試合で1本塁打。現時点では昨年以上に本塁打の割合が低くなっている。

 背景にはコロナ禍による練習制限、練習不足があるのでは、と分析するプロ野球スカウトもいる。

 本塁打は少ないが、ここまで延長戦が5試合など接戦が多いのも今大会の特徴の一つ。大会は24日の第2試合、浦和学院―和歌山東から2回戦に突入する。