日本代表は、3月24日にFIFAワールドカップカタール・アジア最終予選グループB第9節でオーストラリア代表と対戦する(シドニー・ANZスタジアム)。勝利すれば7大会連続のワールドカップ出場が決まる大一番を迎える。この重要な一戦で森保一監督はどのような布陣で臨むのだろうか。

 今回は、オーストラリア戦の予想スタメン&フォーメーションを紹介する。

■【図表】日本代表、オーストラリア代表戦予想スタメン
https://soccerhihyo.ismcdn.jp/mwimgs/b/1/750w/img_b11440920ea477d673bccc0fdd0cba7d523998.jpg

■冨安の代役と左SBは?
 GKには権田修一だ。清水エスパルスに所属する代表の守護神はここまでアジア最終予選全ての試合でゴールマウスを守っている。オーストラリアをシャットアウトしてほしい。

 アーセナルに所属するCB冨安健洋が今回の代表戦では間に合わなかった。前回の代表戦では冨安に加えて主将の吉田麻也も欠場することになったが、吉田はすでにサンプドリアでも復帰しており、今回の代表戦でも選出された。今回のオーストラリア戦では、吉田の相棒は板倉滉になるだろう。

 板倉は前回シリーズで谷口彰悟とCBを組み、サウジアラビア代表と中国代表を0に抑えた。抜群の安定感、対人と空中戦の強さを見せた。吉田の後継者候補としての呼び声も高い板倉の活躍に今回も期待がかかる。高さと強さのあるオーストラリアをどう防ぐか注目だ。

 右サイドバックの酒井宏樹も離脱。ここには山根視来だ。アウェイのベトナム、オマーン代表戦ではきっちり酒井の代役をこなした。すでにアジア最終予選を経験していることは大きい。

 そして気になるのは左サイドバック。森保監督が起用するメンバーを予想すると、やはり長友佑都になる。エースとDFの要の不在、そしてワールドカップ出場がかかる大一番。最近のパフォーマンスを指摘され中山雄太との世代交代の声があがっている長友だが、こういう時こそベテランDFの力を発揮してほしい。ただ、現地の予報では大雨。場合によってはフォーメーションやメンバーを変えたりすることも考えられる。

 長友を右SBに置き、中山を左SBに起用すること、さらにウィングバックを置き3バックに臨むことも考えられる。チームでも左ウィングバックでプレーしている三笘薫のスタメン起用もあるだろう。こういう状況だからこそ、ユーティリティ性のある旗手怜央も活きるはずだ。ピッチレベル、天候などによってはDFラインのシステムに変更があるかもしれない。

サッカー批評
https://news.yahoo.co.jp/articles/762e1630954cef44b159a1899ec75e14842b8fac

イラスト
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220323-00092614-soccerh-000-1-view.jpg?pri=l&;w=640&h=640&exp=10800