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スポニチアネックス

太田光 ロシアの政府系TVでの女性社員の抗議「真に受けていいかどうか、疑ってかかるのが実は正しい」

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(56)が20日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。ロシア政府系テレビ「第1チャンネル」のニュース番組の生放送中、女性社員マリーナ・オフシャンニコワさんがキャスターの背後で「戦争をやめて」などと書かれた紙を掲げたことに言及した。

 モスクワの裁判所は15日、軽微な違法行為を行政処分にする法律に基づいてオフシャンニコワさんに3万ルーブル(約3万1千円)の罰金を科した。オフシャンニコワさんはロシアにとどまることを表明している。

 これに対して、VTR出演したロシア生まれ、関西育ちのタレントでユーチューバーの小原ブラスは「単純にそれを称賛していいかどうかって言うのは、ちょっと分からない。というのも、あれ自体が、もしかするとロシア側が仕組んでいることっていうふうにも言われているんですよね」といい「そのくらいフェイクだらけになってて。ロシアのニュースが」と発言。これ以上の経済制裁が必要ないと西側諸国に思わせるためのロシア側の仕掛けなのではと反体制派の間でささやかれているとした。

 この発言を受けて太田は「小原さんが言ってたように、それを真に受けていいのかっていうふうな苦しい立場でもありますよね」とコメント。「それは本当に疑わなきゃならない、それはそれで申し訳ないと思いつつも、でもやっぱりそこまで複雑な状況だっていうことで、一つの言葉を『あっ、これは勇気ある行動だ』って真に受けていいかどうか、疑ってかかるというのは実は正しいことだと僕は思いますけどね」とも語った。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8967c43c86bff735bfde58ae45e8eabbe694c2