「彼の経験は重要であると見なされていた」

日本代表との大一番を前にオーストラリア代表に激震が走っている。

 オーストラリアは3月24日に行なわれるカタール・ワールドカップのアジア最終予選で、森保ジャパンとホームで対戦する。勝てば得失点差で日本を抜いて2位に浮上できるが、負ければ自動出場権が消滅する文字通りのビッグマッチだ。

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 だが、主力のひとりが欠場を余儀なくされるかもしれない。オーストラリア・メディア『FTBL』が3月16日に伝えたところによれば、先週末に上海海港に所属するMFアーロン・ムーイのコロナ陽性が判明したという。中国スーパーリーグの休みを利用して訪れたスコットランドで検査を受けたようだ。


「日本とサウジアラビア(29日に対戦)に対抗するための準備は、主力MFのアーロン・ムーイがコロナにより打撃を受け、新たな後退に見舞われた」

 そう伝えた同メディアは、「49キャップのムーイのノウハウと経験は、シドニーと5日後の(サウジアラビアとの)リヤドでの激しい戦いで重要であると見なされていた」と続けている。

「彼の不在を、日本とサウジアラビア戦で痛感することになるだろう。ムーイは、シドニーでのサムライブルーとの対戦での50キャップ目を逃す可能性があることに、打ちのめされていると思われる」

 プレミアリーグでのプレー経験もある31歳のムーイは、攻守にハードワークができ、日本が2-1で勝利した10月の対戦でも左サイドハーフで先発していた。欠場となれば、オーストラリアにとっては大打撃だ。

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フットボールゾーン 3/16(水) 17:36
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