イングランド・プレミアリーグのチェルシーを売却表明したロマン・アブラモビッチ氏(55)が、ロシアで欧州チャンピオンズリーグ(CL)に対抗する新リーグ「コンチネンタルリーグ」の創設に着手した。

 ロシアメディア「INCニュース」は「チェルシーの元オーナーであるロシアの億万長者アブラモビッチ氏が、コンチネンタルフットボールリーグを創設する可能性がある」と報道した。

 ウクライナ侵攻により、ロシアのクラブは国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)から国際大会への出場を禁止され、窮地に陥っている。

 そうした中、母国のクラブが国際舞台での試合を維持するためにアブラモビッチ氏が動き出したというのだ。

「ロシア、中国、セルビア、イスラエル、ブルガリアにおける最高のチームがリーグに参加する可能性があることに注目してほしい。ベラルーシ、カザフスタン、フィンランドからのチームの参加も計画されている」と指摘。アブラモビッチ氏はチェルシーを40億ポンド(約6000億円)前後で売却する見込みで、そこから大会の賞金など運営費用を捻出する方針。さらに、中国の企業家も新リーグの後援を計画しているという。

 アブラモビッチ氏が主導するロシア版CL≠ヘ実現するのか。大きな注目が集まりそうだ。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/369101352f527c381e6423659db856ec25c9a0f5