3/5(土) 11:03配信 IGN JAPAN
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd11a041f1dda19b0b2109d43c34b8182636f310

Disney+が、現在より低価格の契約プランを導入する。コンテンツの内容は同じだが、このプランには広告があるという。
北米では年内にこの新プランが開始される予定になっており、契約者は月額7.99ドルのプランと今回導入される低価格プランのどちらかを選ぶようになる。
そのほかの地域では2023年から徐々に導入予定となっているが、具体的な価格についてはまだ明らかにされていない。この低価格プランの開始により、より多くの人々がコンテンツにアクセスしやすくなるだろう。そういった人たちに向けて、Disney+はさらに宣伝をしたいと思っているようだ。

ディズニー・メディア&エンターテイメント・ディストリビューションと広告販売担当社長のリタ・フェッロは、「サービス開始以来、Disney+に関わる機会を求める広告主たちからの声を聞いてきましたが、それは単に配信作品の需要が増えているからというだけではありません」と述べている。

「Disney+にはディズニー、ピクサー、『スター・ウォーズ』、マーベル、ナショナル ジオグラフィックといった最も愛されているブランドの数々があります。広告ありのDisney+は、市場の人々にとってより価値のある環境を提供できるでしょう。最前線にいる広告主にさらに多くのものを提供できることがとても楽しみです」

ディズニー・メディア&エンターテイメント・ディストリビューションの会長のカリーム・ダニエルは、「低価格のプランの導入によって、より幅広い視聴者がDisney+にアクセスしやすくなることは、誰にとってもメリットがあります。消費者にも、広告主にも、物語を語る私たちにもです」と述べている。

「広告主はより幅広い視聴者にアピールすることができ、物語を語る私たちはより多くのファンや家庭に素晴らしい作品を提供することができるのです」

3月には、マーベルの『ムーンナイト』、ピクサーの『私ときどきレッサーパンダ』がDisney+に登場することになっている(北米ではさらにスティーヴン・スピルバーグ監督作品『ウエスト・サイド・ストーリー』もあるが、日本での展開は不明)。

Disney+には、マーベルと「スター・ウォーズ」のすべてのコンテンツが揃っている。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、『Thor: Love and Thunder(原題)』、ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』も、2022年中に配信開始されるだろう。

今すぐ観られるコンテンツには、先日最終エピソードが配信された『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』シーズン1などがある。