サッカー日本代表の森保一監督(53)が1日、オンラインで取材に応じ、J1開幕戦の川崎戦(2月18日・等々力)で途中出場だったFC東京の日本代表DF長友佑都(35)について改めて全幅の信頼を寄せた。

 「彼のモチベーションに火がつくんじゃないか。さらにモチベーションが上がって、『やってやろう』という気持ちが強くなって、練習で試合以上に自分が出るために集中してアピールするようなハードワークをしていると思う」

 長友は日本代表の国内組合宿、W杯アジア最終予選2試合に加え、5日間の隔離期間の影響でチーム合流が大幅に遅れ、開幕スタメンを勝ち取れなかった。

 森保監督は「彼にとっては厳しい状況が生まれることが分かりながらも日本のために戦ってくれて、ありがたいなという感謝の気持ちでいる」と指摘。その上で、長友の欧州での経験、心身のタフさ、強者のメンタリティーに敬意を示した。

 「欧州にいる時は、ずっとこういう状況だったと思う。日本に戻ってきて、また長距離移動で時差があり、気候も違うような中で『コンディションがダメだ』と1試合外されたりしながら、またポジションを取り返して…。インテルやマルセイユといった世界のトップトップのクラブで(いまと)同じようなことをやってきた」と35歳のベテランの偉大さを強調していた。

中日スポーツ 3/1(火) 13:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/6644c761fcdc859a9ddf827362531bab1b53dea8

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