3/1(火) 13:38配信
スポニチアネックス

高須クリニックの高須克弥院長

 「高須クリニック」の高須克弥院長(77)が、1日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜前11・55)のインタビューに答え、がん闘病の近況を語った。

 インタビューはMCの坂上忍が聞き手を担当し、場所は東京・江戸川区の江戸川ボートレース場。この日はクリニックの冠レース「Yes!高須クリニック杯」が開催されていた。

 15年からがんとの闘病を続け、昨年10月には膀胱に抗がん剤を直接投与するという、世界でも未承認の治療を自らの責任で決行。がん細胞は「ほとんど死滅した」と報告していたが、11月にはがん細胞が再び発見され、治療を再開していた。

 治療について、高須氏は「そんな使い方しちゃいけないと言われているやつを、使っちゃいけない方法でやってみたら、うまくいっちゃって」と打ち明けた。「高須さんの生き方がギャンブラーなんじゃないですか?」と驚く坂上に、高須氏は「ビギナーズラックみたいなのが多くて。僕、負けるって気がしないんですよ。最終的に勝利は俺だと思って」とも話した。

 インタビューの前の週まで、体調不良で緊急入院していた高須氏に、坂上は「お会いできるか、心配だった」と率直に打ち明けた。すると高須氏は「緊急入院で、救急で入って。持ち直したのでベッドを返して、帰って来た。そうじゃないと今、医療崩壊しそうだったから」と、コロナ禍で医療ひっ迫を避けるために自身の判断で退院したことを明かした。

 常に前向きな考え方の高須氏に、坂上は「ネガティブになることってあるんですか?」と不思議がった。すると高須氏は「ネガティブになるよりも、自分で普通に考えていると『ポジティブだ』ってみんなに言われる。誰でも死ぬし、そのうち死ぬだろうって分かってるけど、ネガティブでも何でもなくて、当たり前のことを言ってるだけで」と、平然と話していた。

 インタビューには、高須氏と10年以上、事実婚状態を続ける漫画家・西原理恵子氏も同席した。高須氏について、「何代も前からお医者様の家なので、たくさんの生き死にを家族で一族で何代も見てきているから、こういうふうな腹のくくり方ができるのかなって」と推測。「具合が悪くても『このくらいだったら全然いいんだよ。痛いくらい全然いい』とか、『生命維持装置にさえ関わらなければ、どこかなくなったって大丈夫なんだ』と」と、高須院長の泰然自若ぶりを説明した。すると高須氏は「生きてるだけでもうけものだと、いつも思ってますから」と断言していた。

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220301-00000148-spnannex-000-3-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc6fef00f0ddaff200faedaa2812883ca457a8f6