2/28(月) 22:59
日刊スポーツ

平岡アンディ初防衛成功後に倒れ込み脱水症状の疑いで病院搬送「下半身が動かない」
10回、アオキ(左)にパンチを見舞う平岡(撮影・滝沢徹郎)
<プロボクシング;日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級タイトルマッチ12回戦>

◇28日◇東京・後楽園ホール

日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者平岡アンディ(25=大橋)が初防衛に成功後、脱水症状の疑いで病院に搬送された。日本同級1位、WBOアジア・パシフィック同級8位アオキ・クリスチャーノ(33=角海老宝石)の挑戦を受け、10回2分16秒、TKO勝ち。10回、前に出てきたアオキに対し、左ストレート強打で応戦してダウンを奪取し、そのままレフェリーストップに追い込んだ。

試合後、平岡は「全然ダメですね。世界に向けてアピールしたい気持ちが強すぎた。100%のうち、10%ぐらいしか出せていない。また仕切り直して戻ってきたい」と振り返ったが、その直後の写真撮影時に突然、キャンバスに倒れ込んだ。セコンド陣に両肩を担がれながら控室に戻ると「下半身が動かない」として病院に搬送された。

所属ジムの大橋秀行会長(56)によると脱水の症状をみせているとのことで、「序盤からすごく苦しい顔をしていた。あのままだったら負け試合だったかも。血液検査などの結果を待ちたい」と話していた。

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