Jリーグは28日、理事会後にオンライン会見を開き、各クラブが株式上場できるようリーグ規約を改定したと発表した。資金力のある投資家を呼び込んだり、経営管理体制の強化を促したりすることが狙い。

改定規約は3月1日の施行。これまでは、15%以上の大口株主が新たに発生する場合などには、その適正チェックのため、理事会の事前承認を得る必要があり、上場は事実上不可能となっていた。

半年以上に渡る議論を経て、上場は企業価値の向上につながり、リーグ理念に反することはないと判断した。敵対的買収などのリスクについて、鈴木徳昭クラブ経営本部長は「クラブがきちんと管理すべきこと」とした上で、「リーグとしては事後に報告してもらい、適正性を判断していきたい」などと述べた。

産経新聞 2/28(月) 21:01
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