Jリーグの村井満チェアマン(62)が16日、臨時理事会後のオンライン会見で、外国籍選手らの新規入国緩和を岸田文雄首相(64)に要請したと明かした。

同日、村井チェアマンは日本野球機構(NPB)の斉藤惇コミッショナー(82)とともに都内の首相官邸を訪問。「クラブとしては極めて切実な問題なのは事実。(首相に)大きなテーマだということは理解してもらった」と話した。

 岸田首相からは「両団体にとって重要なことは認識している」とコメントがあったというが、具体的な条件の呈示はなかった。村井チェアマンは「いつから緩和するかというのは政府に委ねることになるが、前向きに検討頂けるということだった。3月には何とか感染収束のめどが立ってくれれば、何カ月もかかる話ではないと期待している」と話した。

 政府はオミクロン株の感染拡大を受け、外国人の新規入国を原則停止する水際対策を2月末まで継続する方針を示している。Jリーグでは鹿島のバイラー新監督(48)や、広島のスキッベ(56)新監督を始め、外国籍選手の多くがチーム始動だけではなく開幕に間に合わない状況になっている。

スポニチ  2/16(水) 18:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/644757c8d9994e48e95ea79c30ed27f35a3c7484

写真
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220216-00000282-spnannex-000-2-view.jpg?pri=l&;w=559&h=640&exp=10800