最強の代理人「スーパーエージェント」と呼ばれるスコット・ボラス氏が、タンキングをしている球団を“がん”と厳しく批判した。

「タンキング」は、戦う前から勝負を諦める、わざと負けるなどを指す言葉で、MLBでは最近、大きな問題として指摘されている。

ボラス氏は、これについて14日付のジ・アスレチックのインタビューで意見。「チームが最下位を争い、それによって上位のドラフト指名権を得る。しかも可能な限り得ようとする」と指摘し 

「ファンに、負けてもいいという球団の在り方を示してしまっている。負けることが利益になると示してしまっている。戦わなくてもいいという“がん”が野球界に入り込んでしまい、ファンも勝つことを必ずしも望まなくなってしまった。我々はこれを変えなければならない」とした。

日刊スポーツ [2022年2月15日9時52分]https://www.nikkansports.com/m/baseball/mlb/news/202202150000104_m.html?mode=all

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