◇15日 北京五輪 スピードスケート女子団体追い抜き決勝(北京)

 前回大会を制した日本(佐藤綾乃、高木美帆、高木菜那)は、今季W杯3勝のカナダと対戦。最終周回の最終コーナーで高木菜が転倒し、カナダに先着を許して銀メダルだった。2連覇はならなかった。

 フィニッシュ後に人目をはばからず、顔を覆って号泣する高木菜に対し、高木美、リザーブの押切美沙紀、佐藤が順々に寄り添って背中をさするなどして励ました。

 1988年カルガリー大会から4大会に出場し、テレビ中継で解説を務めた青柳徹さんは「最後本当に1番キツいところ。足がいっぱいいっぱいで外に引っ張られ、遠心力もかかる。今日は菜那は本当にしっかり頑張っていた。今の転倒は、誰も菜那のことを責めることはできません。本当にスポーツというのは終わるまで何が起こるか分からない、これがオリンピックの場ですから。日本としては残念な結果ですが、本当に3人よくやってくれたと思います」と健闘をたたえた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/32f35c474ad0c9104de8bf1aeafea8f8d2e49e9c

悲劇に襲われたのは最終コーナー。競り合いながらも序盤からリードを奪っていたが、隊列の最後尾にいた高木菜那がバランスを崩して転倒。力尽きる形で、勝負が決まった。

 最後の力を振り絞り精一杯のレースをしたが、高木菜は「ごめん」と両手を合わせると号泣。妹の高木美帆が抱きしめて声をかけたが、ベンチに座った後も涙が止まらなかった。

 4人目のメンバーだった押切美沙紀からも涙があふれ、抱擁を交わした。高木美、佐藤は笑顔で激励。最後はチーム全員で円陣を組んだが、直後に行われた表彰式でも高木菜の目からは再び涙があふれていた。レース後、「やっぱり最後、転ばなかったら優勝できたタイムだったので、やっぱり、悔しいです」と落胆した。

 ただ、日本の強さは示した。準々決勝では五輪新の2分53秒61をたたき出し、1位で突破。この日行われた準決勝のROC戦はレースは序盤から大きく引き離し、余力を残してゴールしていた。決勝も見事な隊列でカナダを終始リードしていたが、連覇はならなかった。

 日本は前回の金メダリストメンバーである高木美、高木菜、佐藤に、押切を加えた4人でチーム構成。各試合でメンバーの入れ替えは可能だが、準々決勝から全3試合、高木姉妹と佐藤の3人で臨んだ。

ディリースポーツ 2/15(火) 17:46
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1 Egg ★ 2022/02/15(火) 18:11:47.71
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