《日本選手団最年長》43歳で12年ぶり3度目五輪出場の石崎琴美、ロコ・ソラーレのリザーブにして要の“5人目”が担う重責とは?


昨年9月、北京五輪最終予選の代表決定戦に勝利し、ロコ・ソラーレのメンバーが石崎(中央)に抱きつく photograph by JIJI PHOTO

 北京五輪で12年ぶりにオリンピックの舞台を迎える選手がいる。今大会の日本選手団では最年長の43歳、カーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の石崎琴美である。

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 ポジションはフィフス。原則、試合には出場しない立場だが、重要な役割を担い、ロコ・ソラーレの強さを象徴している存在でもある。

 長いキャリアはカーリング界でも突出している。最初にオリンピックに出たのは2002年ソルトレークシティ五輪。他チームでプレーしていたが代表の「シムソンズ」にフィフスとして参加し出場した。2度目は2010年バンクーバー五輪、チーム青森の一員としてリードを務めた。今回が3度目となる。

 2013年、チーム青森をやめたあと、石崎は札幌市内の病院に勤務しながらチームに所属し、札幌リーグなどでプレーしていた。一方で、平昌五輪や世界選手権など大会中継の解説者として活躍していた。

 石崎に、ロコ・ソラーレから加入の依頼があったのは2020年のこと。平昌五輪前も含め、一時的に何度かフィフスとしてロコ・ソラーレに参加したことはあった。だが、石崎は「最初は何度も断りました」と言う。

知られざるフィフスの重責
「(平昌五輪で)銅メダルを獲って、そんな強いチーム、できあがったチームに入ることに、すごく大きな不安もあるし、とてつもない大きな覚悟が必要でした」

2/10(木) 6:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/d58d7e2ca6608fb0c12158e5fa32169b129e5069?page=1
https://i.imgur.com/58JizvJ.jpg