2/10(木) 18:23
デイリースポーツ

羽生結弦 背中向け涙こらえる 荒川静香氏取材に「しいちゃんの顔見たら」報われず悔しい3日間
 
 「北京五輪・フィギュアスケート男子・フリー」(10日、首都体育館)

 4位で3連覇を逃した羽生結弦が、競技終了後に日本テレビ系「news every.」内で、トリノ五輪・フィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香氏の取材を受けた。

 同じ東北高校、早大の先輩にあたる荒川氏から「北京五輪までの道のり、いろいろな思いが…」と問われると「ちょっと待ってー、あー、えー」と背中を見せ、うつむいた。

 「しいちゃんの顔を見たらいけなかったな」と声を湿らせると、荒川氏も「私もいまグッときてます」と応じた。

 「よっしゃー」と気持ちを落ち着け、改めて応対した羽生は「いろいろな思いがあってのオリンピックだったと思います。どんな思いで戦いましたか」と問われると、思いを吐露した。

 「いや、正直悔しいですよ。なんで報われないんだろうなって思いながら、この3日間、ずっと過ごしていました。すごく努力したし、苦しかったし。でもみなさんの中で勝敗関係なく、やっぱ羽生結弦のスケート良かったなって、ちょっとでも思ってもらえる瞬間があったら、それだけできょう頑張って滑った意味があったのかなって思ったんです」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e22becc9a5828217e03cf600ffe168e267c9b0ff