東スポnote

2022年2月9日 18:00

 先月末、「ウマ娘」の新キャラクターとしてナリタトップロードが追加されました。まだゲームでは実装されていませんが、公式HPにアップされたプロフィールにある
「寄せられる期待に応えたい一心で、困難にもひたむきに挑み続ける頑張り屋」、さらには「主人公っぽいのに脇役におさまりがち」という説明に、現役時代を思い出した人も多かったのではないでしょうか。
そしてあのジョッキーのことも…。競馬は人と馬がともに作り上げるスポ―ツだと教えてくれたファン多き名馬を「東スポ」で振り返ります。(文化部資料室・山崎正義)







同級生たち

 1998年の12月にデビューしたトップロードは、2戦目で勝ち上がり、年明けに「福寿草特別」という条件戦に出走します。

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 さすが出世レース、競馬ファンはこの馬柱だけで酒が飲めそうです(笑)。ケガで大成できなかったものの、この時点でクラシック候補だったスリリングサンデーが大外に、5番には後にGTを勝つ名牝トゥザヴィクトリーがいます。その2頭が1、2番人気で、1、2着。トップロードは3着に敗れますが、血統的に考えれば善戦でした。
2頭の父はあのサンデーサイレンス。前年の種牡馬ランキングではぶっちぎりの1位(157勝)で、一方のトップロードの父サッカーボーイは39位(21勝)でしたから、期待度も違いました。
そんな中で、先行した2頭に対してただ1頭、後ろから差してきた結果は、陣営にとって手ごたえアリ。調教で好タイムを軽々と叩き出すなど、その高い素質を見抜いていた沖芳夫調教師は、次走に重賞を選びます。
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://note.tokyo-sports.co.jp/n/ned9e742feec9