フランス1部マルセイユが、J1浦和の日本代表DF酒井宏樹(31)の再獲得を狙っている。

 酒井は昨夏に5シーズン過ごしたマルセイユから浦和へ移籍し、公式戦18試合2ゴールマーク。日本代表でも右サイドバックのレギュラーを譲らず、健在ぶりを示している中、フランス紙「ラ・プロバンス」は「マルセイユは1月移籍で酒井を呼び戻そうとしたが、実現しなかった。それでも夏の移籍市場で再び狙おうとしている」と報じた。

 しかしマルセイユは2020年夏に加入したセネガル代表MFパペ・グイエの獲得を巡って今夏と来年1月の移籍市場で補強禁止となる可能性がある。グイエは20年夏にワトフォード(イングランド)に加入後、わずか17時間でマルセイユ入りが発表された不可解な状況だった。

 このときマルセイユはワトフォードに移籍金を払っておらず、最近になって国際サッカー連盟(FIFA)が調査を開始。グイエには4か月の活動停止命令が下され、アフリカ選手権も途中から出られなくなった。チームにも移籍禁止と200万ユーロ(約2億6000万円)の罰金処分が科される見通しとなっている。

 ただマルセイユは異議申し立てをするつもりで、CAS(スポーツ仲裁裁判所)にも提訴する構え。FIFAの処分通りにはならないとの見ており、今夏も酒井にアタックできると判断したようだ。

東スポ 2/3(木) 13:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b9950465374e368a72d8cfc9ad496b40f81808d

写真
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20220203-03970958-tospoweb-000-10-view.jpg?pri=l&;w=475&h=640&exp=10800