W杯出場決定の瞬間をお茶の間とともに―。日本サッカー協会の田嶋幸三会長(64)は2日、オンラインで取材に応じ、日本代表が勝てば7大会連続W杯出場が決まる同アジア最終予選第9戦の敵地・オーストラリア戦(3月24日)の地上波中継を目指し、放映権を管理するアジア・サッカー連盟(AFC)との交渉に乗り出す意向を示した。放映権料の高騰に伴い、敵地での日本戦が地上波で中継されない影響を懸念。“自腹契約”も含め、異例の交渉で問題解決に乗り出す。

 異例の交渉もいとわない。日本はサウジアラビア戦の劇勝でW杯に王手をかけた。その一方、今回のアジア最終予選は、日本のアウェー戦が地上波で中継されない異常事態が続いている。このタイミングが最後のチャンス。田嶋会長は本腰を入れて“アウェー問題”の解決に乗り出す考えを明かした。

 「(協会が)自腹を払ってでも地上波でできないか考えている。ディレイ(録画中継)も含めて、考え得ることは交渉したいということで動いている」

 コロナ禍の影響もあり、AFCが管理する放映権は8年総額2000億円規模まで高騰。日本のテレビ各局は手を出せなくなり、資金力のある動画配信サービスのDAZNが長期契約を結んだ。高視聴率が望めるホームの試合は「ばら売り」の形で地上波中継にこぎ着けたが、アウェー戦のテレビ中継は消えた。

 田嶋会長は「地上波でいろんな人が見ることができる環境は欠かせない」と、日本代表の試合には公共財としての価値があると指摘。国民の関心こそが最大のサポートとなるため「それ(地上波中継)がわれわれを後押しすることにつながり、ひいては(日本の)サッカー人口にも影響する」と力を込めた。

 地上波で生中継されたホームのサウジ戦の世帯視聴率は20%を突破。国民の盛り上がりは勝利に欠かせない。しかし、W杯出場決定の瞬間をファンやお茶の間と国民的な体験として共有できなければ、サッカー文化が危ぶまれる。同会長は「多くの人に見てもらえるように最後まで努力したい」と粘り強く交渉する決意だ。

中日スポーツ 2/2(水) 21:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/0bc52027f0ebb34d89d376d96949c4237944ae35

日本サッカー協会の田嶋幸三会長が2日、オンラインで取材に応じ、アウェーで行われるカタールW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(3月24日)の地上波中継に尽力する考えを明かした。今予選のアウェー戦は、アジアサッカー連盟との契約で「DAZN」(ダゾーン)が独占配信している。

同会長は「自分たちの自腹を払ってでも、地上波で(の中継を)考えているが、(契約上)そんな簡単ではない。ディレイ(録画中継)を含めて、交渉したいということで動いていると聞いている。その努力はしなければいけないと思っている」と明かした。

 日本代表は1日に行われたサウジアラビア戦で2―0で勝利し、次戦のオーストラリア戦で勝利すれば7大会連続のW杯出場が決まる。同会長は「皆さんに見てもらうことが後押しにもつながる。会長としては(地上波中継を)進めていくことをしなければならない」と話した。

スポーツ報知 2/2(水) 16:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f0bc970d3e10bb29f3bf6c5d45e6197fa924b02

写真
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1 Egg ★ 2022/02/02(水) 17:00:06.82
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1643805219/